Google、Gmailなどのセキュリティを強化


 
「インターネット安心デイ」の2月9日、Googleは、Gmailに暗号化されていないメールにしるしをつけて知らせる機能を追加するとともに、いくつかのセキュリティ強化を実施したことを明らかにしました。

暗号化されていないメールがひとめでわかる新機能

Googleの最新の調査によると、Gmailアカウントから他のプロバイダへと送られるメールの82%が暗号化されていますが、逆に他からGmailアカウントが受け取るメールでは58%しか暗号化されていません。
 
そこでGoogleはGmailに、暗号化されていないメール(TLS暗号化をサポートしていない、送信者のドメイン権限が確認されていない)を受け取った場合、送信者名の最初に「?」マークをつけ、そのことがひとめでわかる機能を追加しました。
 

 
また暗号化をサポートしないアドレスにメールを送信する場合には、右上に外れている状態の鍵のアイコンが表示されます。
 

ボットネット広告を締め出し

また悪質な「ボットネット」による広告表示を撲滅するため、最も問題が多く報告されている上位3つのボットネットからのトラフィックを自動的にフィルタリングする機能を導入したと発表しました。これらの広告はマルウェアをばらまいたり、ソフトウェアを売りつけたりするのに利用されています。

2月11日までにチェック完了で2GBもらえる

またGoogleは、2月11日までにGoogleアカウントのセキュリティ設定を確認、チェックアップを済ませたユーザーに対し、Gmail、Photosにも使えるGoogle Driveの容量を2GBプレゼントするとしています。
 

 
 
Source:Google
(lunatic)

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