【Tips】iPhoneでのアプリ利用や購入に制限をかける「機能制限」とは?
目次
アプリの使用を制限したり、プライバシー設定などの機能制限はどこで行うの?
未成年者がiPhoneを使う場合には、見せたくないWebサイトへのアクセスや、個人情報の漏洩への備えとして、プライバシー設定をすることが大事です。
iPhoneでは、標準アプリの使用やアプリのインストールなど、さまざまな機能制限をかけることができます。
また標準アプリは削除することはできませんが、iOS10以降では、ホーム画面から非表示にできるようになりました。標準アプリを削除して非表示にしても、アプリ内で保存したデータなどはそのまま維持されます。
しかし、あくまで非表示にするだけですので、標準アプリを削除することでiPhoneのストレージ空き容量を増やす、ということはできません。
▼アプリを起動できないように制限する手順
▼プライバシーや各機能の制限設定
▼機能制限を無効にする
アプリを起動できないように制限する手順
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STEP1
「設定」→「一般」→「機能制限」
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STEP2
「機能制限を設定」→パスコード設定
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STEP3
機能制限をかけるアプリを個別に設定
1
設定画面を起動する
ホーム画面から「設定」を起動し、「一般」をタップします
2
機能制限の設定画面に入る
「機能制限」をタップすると、機能制限の設定画面が表示されます。「機能制限を設定」をタップします
3
機能制限用のパスコードを設定する
機能制限用のパスコードを設定する画面が表示されます。4桁のパスコードを入力し、再度、確認用にパスコードを入力します
4
機能制限をかけるアプリを指定する
表示が「機能制限を解除」になったら、機能制限がかかっている状態です
一覧に表示されているアプリは、オン(緑)になっていると通常通り使える状態です。オフ(白)にすると、オフにした項目のアイコンがホーム画面から消えて、アクセスできなくなります
プライバシーや各機能の制限設定
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STEP1
コンテンツの許可設定を個別に確認する
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STEP2
プライバシーの設定を個別に確認する
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STEP3
変更の許可設定を個別に確認する
1
コンテンツの許可設定をする
機能制限はアプリだけでなく、iTunes Storeで購入・レンタルできる映画やテレビ番組、App Storeで購入・インストールできるアプリに対しても設定できます
各項目をタップすると、個別に許可設定ができます。例えばアプリの場合、4+(4歳以上)・9+(9歳以上)・12+(12歳以上)・17+(17歳以上)の区分があります
4+、9+のみにチェックを入れた場合、12+と17+に設定されているアプリのインストールができなくなります
2
プライバシーの設定をする
プライバシーの項目では、位置情報サービスや連絡先、カレンダー、リマインダーなどのデータの変更許可を設定できます
アプリごとに個別に設定できますが、「変更を許可しない」に設定した場合、その機能を使用するアプリの設定がロックされます
例えば「写真」の項目で「変更を許可しない」にした場合、新規にインストールしたカメラアプリから「写真」アプリにアクセスできなくなります
3
変更の許可設定をする
変更の許可の項目では、メール/連絡先/カレンダーでの「アカウント」のほか、3Gや4Gなどの携帯電話回線を使用してインターネットに接続する「モバイルデータ通信」、アプリにアップデートがあった場合自動でアップデートするかどうかの「Appのバックグラウンド更新」、そして「音量制限」への変更許可が設定できます
「アカウント」の設定で「変更を許可しない」にすると、メール/連絡先/カレンダーで新しくアカウントを追加したり、登録しているアカウントを削除および変更ができなくなります
4
GameCenterの設定をする
iOS10以降では単独のアプリではなくなった「GameCenter」ですが、簡易な設定は機能制限の項目最下部から行えます
オフ(白)にすると、その機能を制限することが可能です
機能制限を無効にする
機能制限を無効にするには、機能制限の設定項目最上部の「機能制限を解除」をタップします
iPhone本体ではなく、機能制限専用に設定したパスコードを入力します
表示が「機能制限を設定」に変われば、機能制限の無効が完了です