Apple Watch Series 12の技術仕様を確認したところ、セラミックモデルだけケースサイズが大きく、厚さも増していることが判明しました。必要な強度を確保するための措置なのかもしれません。
ケース素材によって外寸に違い
Apple Watch Series 12の各モデルの外寸は、次の通りです。
42mmモデル
| アルミニウム チタニウム | セラミック | |
|---|---|---|
| 縦 | 42mm | 43mm |
| 横 | 37mm | 37mm |
| 厚さ | 9.7mm | 9.85mm |
46mmモデル
| アルミニウム チタニウム | セラミック | |
|---|---|---|
| 縦 | 46mm | 47mm |
| 横 | 40mm | 41mm |
| 厚さ | 9.7mm | 9.85mm |
42mmモデルと46mmモデルのいずれも、セラミックモデルは縦が1mm長く、厚さも0.15mm増しています。
46mmモデルでは横幅も1mm広くなっており、アルミニウムおよびチタニウムモデルより一回り大きなケースになっています。
セラミックの衝撃耐性を強化?
ディスプレイの表示領域は同じにもかかわらず、セラミックモデルだけケースが大きい理由は、素材特性に合わせて必要な強度を確保したためなのかもしれません。
セラミックは傷がつきにくく高い硬度を持つ一方、強い衝撃が加わった際には割れが生じる可能性があります。
ケースをわずかに大型化し、厚みを増すことで、落下や衝突時にかかる応力を分散する設計が採用されていることも考えられます。
Series 5では素材による寸法差なし
セラミックケースをラインアップしていたApple Watch Series 5では、ケース素材による外寸の違いはありませんでした。
Apple Watch Series 5の40mmモデルは縦40mm、横34mm、厚さ10.74mm、44mmモデルは縦44mm、横38mm、厚さ10.74mmで、素材による違いは重量だけでした。
そのため、Apple Watch Series 12でセラミックモデルだけケース寸法を変更したのは、何らかの設計上の理由があると考えられます。
Apple Watch Series 5のセラミックモデルで落下や強い衝撃による破損例が多かったのだとすれば、その経験がSeries 12の設計に反映された可能性もありそうです。
