Appleが、毎年恒例のホリデーシーズンにあわせた、iPhone17 Proで撮影した広告動画を公開しました。2025年は、森の動物たちがiPhone17 Proの前で歌う、可愛らしいミュージカル作品に仕上がっています。同時に、撮影の舞台裏を紹介したメイキング映像も公開されています。
今年もAppleホリデーCMの季節がやってきた
Appleは毎年、ホリデーシーズンを前に特別な広告を公開しています。昨年は、耳の不自由な父親が、AirPods Pro2の聴覚補助機能を使ってクリアに聞き取れるようになった娘の声に涙する、感動的な作品でした。
2025年のホリデー広告「A Critter Carol(森の動物たちのクリスマス・キャロル)」は、森の動物たちが主人公です。全編がiPhone17 Proで撮影されています。
ハイカーが落としたiPhone17 Proに、アライグマが恐る恐る触れると、カメラが起動します。
アライグマは、iPhoneを雪にさして固定し、動画を撮影しながら歌い出します。
歌っていると、リスやクマたちも加わって、大合唱に。
友情をテーマにした歌を合唱しながらオオカミがネズミを食べてしまったり、ヘラジカが「お前が道路でトラックに轢かれたら、剥がして元通りにしてあげる」などのブラックジョークに静まり返ったりしながらも、友情を歌い続けます。
突然、iPhoneから音が鳴り出して、「人間だ!」と隠れる動物たち。
ハイカーが、Apple Watchを使ってiPhoneを見つけに来たのでした。
ハイカーが見つけたiPhoneのまわりには、松の葉や木の枝でハートが描かれています。
ハイカーたちを「気に入ってくれたかな?」と木陰からうかがう動物たちと「Friendship is a gift(友情は贈り物)」というキャッチコピーで締め括られます。
動画はこちらでご覧ください。再生時間は約2分24秒です。
撮影の舞台裏も公開
Appleは、本編と同時に「A Critter Carol」撮影の舞台裏を紹介したメイキング映像も公開しています。
動物たちは、リアルなぬいぐるみを、青い全身タイツを着た人間が手で操作しています。
映像に出てくる森は、操作する人間たちが入れるスペースを確保するため、高さ約90センチに浮いた構造で作られています。
メイキング動画はこちらでご覧ください。再生時間は約3分14秒です。
ベースは2009年の楽曲
「A Critter Carol」に使われている楽曲は、ニュージーランドのミュージカル コメディ デュオ、フライト オブ ザ コンコードが2009年にリリースした楽曲「Friends」をベースにしています。
YouTubeでは、楽曲のビデオも視聴できます。
