デバイス分解で知られるiFixitが、iPhone Air MagSafeバッテリーの分解を試みたところ、使用されているバッテリーがiPhone Airのものと同じである可能性が明らかになりました。
まったく同じバッテリーなのになぜiPhone Airよりも分厚い?
iFixitの分解の結果、iPhone Air MagSafeバッテリーにはiPhone Airと同じバッテリーが搭載されている可能性が浮上しました。
ただし、不可解な点もいくつかあるとiFixitは動画の中で述べています。そのひとつが、iPhone Air MagSafeバッテリーの厚みがiPhone Air本体よりも分厚いことです。
これについては、筐体にプラスチック素材が使われていること、そして製品として成立させるために必要な最小限の厚みを確保していること、この2点が理由として説明されています。
まったく同じバッテリーなのになぜ100%まで充電できない?
もうひとつの疑問は、もしiPhone Air MagSafeバッテリーがiPhone Airと同じバッテリーを使用しているのであれば、なぜ65%までしか充電できないのか、という点です。
これについては、送電の際に生じるエネルギーロスによるものだと説明されています。特にワイヤレス充電では、ケーブル充電に比べてロスが大きいとされています。
Source: MacRumors
Photo: iFixit/YouTube, Apple