iPhone17 Proが50ドル値上げされるのは、最小ストレージ容量が128GBから256GBに増加するためとの予想が複数の海外メディアで取り上げられています。
しかし、iPhone16 Proシリーズの販売価格を参考にすると、50ドルの値上げで最小ストレージ容量が128GBから256GBに増加するとすれば、それは実質値下げです。
iPhone17 Proは50ドル値上げされ最小ストレージ容量が256GBになると予想
iPhone17シリーズの販売価格について先日、iPhone17を除く3モデルは50ドル値上げされるというものと、iPhone17を含む4モデル全て50ドル値上げされるという2つの予想が伝えられました。
このうち、iPhone17 Proについてだけリーカーの刹那数码氏が値上げの理由に関する自身の考えをWeiboに投稿、「最小ストレージ容量が256GBに増加する」と述べたと複数の海外メディアが伝えています。
刹那数码氏のiPhone17 Proシリーズ関連の予想として、「iPhone17 ProシリーズのリアカメラのデザインはiPhone16 Proシリーズとほぼ同じ」や、「iPhone17 Proシリーズの筐体素材はアルミニウム合金ではなくチタニウム合金を継続」などがあり、現時点ではどちらも実現の可能性が限りなく低そうです(後追い情報なし)。
iPhone16 Proの256GBモデルよりも50ドル安に
iPhone16 Pro Maxの最小ストレージ容量は256GBですので、iPhone17 Proも同じように最小ストレージ容量が128GBから256GBに増加する可能性はありそうですが、それが50ドル値上げの理由だとすると少しおかしなことになります。
米国でのiPhone16 Proの128GBモデルの販売価格は999ドルで、256GBモデルは1,099ドルです。
もしもiPhone17 Proの最小ストレージ容量が256GBに増加し、最安モデルの販売価格が50ドル値上げされて1,049ドルになるとすれば、iPhone16 Proの256GBモデルよりも50ドル安いことになります。
iPhone17 Proだけ実質値下げされることはあり得る?
この点について、「iPhone17 Proの最小ストレージ容量がiPhone17 Pro Maxと共に256GBに統一され、実質50ドル値下げされるのであればラインアップの簡素化にもつながる」とMacRumorsなどは好意的に伝えています。
しかし、これはあくまでもiPhone17 Pro単体で考えた場合だけであり、iPhone17 AirやiPhone17 Pro Max、場合によってはiPhone17も含めて50ドル値上げされる理由を説明できていません。
例えばiPhone17 AirはGPUコア数が少ないA19 Proを搭載するとの噂がありますので、それが正しければA19とA19 Proの製造コスト差が値上げの理由かもしれません。
iPhone17は噂通りディスプレイサイズが6.1インチから6.3インチに拡大し、最高リフレッシュレートが120Hzになることを、値上げの理由として考えることもできそうです。
しかし、iPhone17 Proが本当に実質値下げされるとすれば、iPhone17 Pro Maxが50ドル値上げされる理由は何でしょうか?
最小ストレージ容量が256GBで、16 Proから50ドル値上げでは
もしもiPhone17 Proの最小ストレージ容量が256GBになるとしても、それは50ドル値上げ説とは関係なく、iPhone16 Proでは1,099ドルで販売されている256GBモデルがiPhone17 Proでは最小ストレージ容量のモデルとして50ドル値上げされた1,149ドルで販売されると解釈したほうが合理的で可能性が高いように感じます。