The Wall Street Journalが関係者から入手した情報として、Appleは米中間の関税問題とは関係なくiPhone17シリーズの販売価格を値上げすることを検討していると報じています。
米中間の関税問題によりiPhone17シリーズを値上げか
The Wall Street Journalはその内情について、実際は米中間の関税問題が影響しているもそれを理由とするのを表面上は避けるため、サプライヤーに値下げを要求しているとのことです。
ただし、値下げによって関税問題に起因する輸入価格の値上がりを補うのは難しく、販売価格に転嫁することは避けられないだろうとThe Wall Street Journalは述べています。
中国以外の国での製造規模拡大に取り組んでいるが
Appleは現在、インドやブラジルでのiPhoneの製造規模を拡大し、米中間の関税問題に対処しようとしていますが必要な台数をすべて賄うのは難しく、値上げは避けられないのではとの論調もありました。
日本での販売価格には為替レートが大きく影響
更に、iPhone17シリーズでの販売価格値上げを回避できたとしてもiPhone18シリーズでは搭載するA20/A20 Proの一層の値上げが噂されており、米国での販売価格をいいつまでも維持しているのはそろそろ困難と予想されます。
米国におけるiPhoneの販売価格が値上げされても、日本での販売価格にはそれ以上に為替レートが大きな影響を与えています。
現時点では、以前よりも円高傾向で推移していますので日本での販売価格は維持されるか値上げ幅が最小化されることが期待されます。
Source:The Wall Street Journal via MacRumors