iPhone17シリーズのうち1機種の技術検証試験(EVT:Engineering Validation Test)が完了したと、DigiTimesがまもなく配信する予定の有料記事のプレビューで伝えています。
量産開始までにはまだ数段階の試験が必要ですが、順調に推移しているようです。
プロトタイプを用いたハードウェアの動作試験
今回、iPhone17シリーズのうち1機種で完了したのはEVTで、この試験ではプロトタイプを用いてハードウェアが設計通りに動作することが検証されます。
例えば、iPhone17とiPhone17 Airに最高リフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイが搭載されるとすれば、それが問題なく動作することが確認されたのでしょう。
EVTから量産開始までの流れ
EVTから量産(Mass Production:MP)までに今後、設計検証試験(Design Validation Test:DVT)と生産検証試験(Product Validation Test:PVT)が行われることになります。
3月にデザイン確定、6月にディスプレイの量産開始?
iPhone15シリーズの設計は2024年3月頃に確定し、まもなくEVTに移行するとリーカーが報告していました。
iPhone17シリーズも同様に過程をたどるとすれば、先月から今月にかけて相次いでモックアップが報告されたのもデザインが確定したことを示しているのかもしれません。
iPhone16シリーズの場合、ディスプレイの量産が先行して6月に開始されていました。