Apple Storeが売り場替えを準備〜ホーム新製品の発売が近いか

HomePod

Apple Storeの店内で、ホーム関連製品が並ぶ売り場の組み替えが今秋に向けて準備されていると報じられました。その規模は、通常の製品更新に伴う入れ替えを超える大がかりなものです。新型Apple TVと新型HomePod miniに加え、画面付きのスマートホームハブの投入を見据えた動きである可能性もあります。

発売から2,100日を超えた現行HomePod miniを、いま買うべきかの判断材料もまとめました。

Apple Storeが今秋の売り場替えを準備

海外メディアの報道によると、Appleは今秋に向けてApple Storeの売り場を組み替える準備を進めています。対象になるのは、比較的新しい店舗で壁に沿って設けられた陳列棚です。ここにはHomePodやApple TV、AirPodsのほか、サードパーティー製のアクセサリーが並んでいます。

報道では、区画の並べ替えに加えて、新しい機器向けのアクセサリー棚も追加されるとしています。注目したいのは準備の規模です。今回の変更は、毎年の製品更新に伴う通常の入れ替えよりも大がかりだと伝えられています。売り場の動きは、新たなホーム関連製品の投入を示す手がかりになるかもしれません。

Apple TVとHomePod miniの新型は年内と噂

売り場替えの背景として報道が挙げるのは、ホーム関連の新製品です。少なくとも新型Apple TVと新型HomePod miniは、発売に向けた準備がほぼ整った段階にあると伝えられました。

新型Apple TVは、A17 Pro級かそれ以上のチップを搭載すると噂されています。処理性能を高め、新しいSiriへの対応に備えるとみられます。一方、外観に大きな変更はないようです。

新型HomePod miniは、S9系チップの搭載や音質の向上に加え、新色のレッドが追加されると噂されています。また、OSの内部からもHomePod関連製品に採用される可能性がある新色の手がかりが見つかっています。ただし、確認された新色情報が新型HomePod mini向けかどうかは明らかになっていません。

3製品について報道されている内容をまとめると、次の通りです。

製品報道されている変更点報道されている時期
新型Apple TVA17 Pro級以上のチップ・デザインは踏襲年内とみられる
新型HomePod miniS9系チップ・音質向上・新色レッド年内とみられる
スマートホームハブ約7インチの角型画面・卓上型と壁掛け型2026年10月〜2027年初頭

いずれも報道ベースの情報のため、正式な仕様と日程はAppleの発表を待つ必要があります。

現行のHomePod miniは発売から2,100日超

新型を待つ人がどれだけ待たされてきたのかを、各製品の発売日から数えてみました。現行3製品の経過日数は次の通りです。

現行製品発売日経過日数(8月24日時点)
HomePod mini2020年11月16日2,107日(約5年9カ月)
Apple TV 4K(第3世代)2022年11月4日1,389日(約3年10カ月)
HomePod(第2世代)2023年2月3日1,298日(約3年7カ月)

※経過日数は発売日から独自に計算しました。

とくにHomePod miniは、2020年の発売から一度もフルモデルチェンジされていません。約5年9カ月にわたって同じ世代が販売されていることになります。HomePod miniが登場した2020年11月は、iPhone12シリーズが発売された時期でした。それ以降、iPhoneは世代交代を重ねていますが、HomePod miniの主な変更は新色の追加にとどまっています。

Apple TV 4KとHomePodも、それぞれ発売から3年半を超えました。複数のホーム関連製品でモデル更新の間隔が長くなっている状況に、今回の売り場替えの報道が重なっています。

スマートホームハブの投入も視野に

今回の売り場変更で注目されるのが、Appleが開発中とされるスマートホームハブです。新型Apple TVとHomePod miniの更新だけでなく、新しいカテゴリの製品まで加わるのであれば、大規模な売り場変更とも整合します。

スマートホームハブは、約7インチの角型画面を持つ、Appleにとって新しいカテゴリの製品になると報じられています。卓上ベースに設置するタイプと、壁掛け用マウントを使うタイプが用意される見込みです。本体はtvOSをベースにした新しいOSで動作するとされ、iPhoneのロック画面のようにウィジェットを並べる画面を備えるとみられています。

macOS Tahoe 26.7のRCからも、こうした機能を示唆する記述が見つかっています。新しいカテゴリの製品を発売する場合、Apple Storeでも使い方を紹介するための新たな展示スペースが必要になる可能性があります。今回の大がかりな売り場変更についても、スマートホームハブの展示を見据えた準備である可能性が指摘されています。

Appleでは、Vision ProやSiri関連部門の人員削減も報じられており、製品やサービスごとの開発体制にも変化がみられます。

発表は9月イベントか、その後になる可能性

新型Apple TVとHomePod miniがいつ発表されるかは、まだ明らかになっていません。Appleは9月上旬に秋のイベントを開催するとみられており、9月8日または9日が有力視されています。

イベントでは、iPhone18 Proシリーズや折りたたみiPhone、新型Apple Watchなどが発表の中心になるとみられています。一方、新型Apple TVやHomePod miniが同じイベントで発表される可能性もあります。ホーム関連製品がイベント以外で発表された例もあります。現行のApple TV 4Kは2022年10月に発表され、HomePod(第2世代)も2023年1月にプレスリリースで発表されました。

また、スマートホームハブの発売時期は、報道では2026年10月〜2027年初頭とされています。そのため、3製品が同時に登場するとは限らず、秋から2027年初頭にかけて段階的に発表される可能性もあります。

現行モデルの購入は新型の発表後が無難か

現行モデルの購入を急いでいないのであれば、新型の発表を待ってから判断する方法もあります。HomePod miniとApple TV 4Kは、6月25日に価格が引き上げられたばかりです。HomePod miniは14,800円から22,800円へ、8,000円値上げされました。Apple TV 4Kも19,800円から34,800円へと、15,000円上がっています。

価格改定の直後に新型の観測が相次いでいるため、すぐに必要でなければ、次世代モデルの仕様や価格を確認してから比較する方が選びやすいでしょう。新型では、チップの強化や新色に加え、新しいSiriへの対応も期待されています。一方、発売時期や仕様はすべて報道ベースの情報であり、予定が変更される可能性もあります。

今秋のApple Storeの売り場が実際にどう変わるかも、ホーム関連製品の発表時期を探る手がかりのひとつになりそうです。

Photo:Apple

モバイルバージョンを終了