トリニティのブランドSimplismから発売された、画面への光の映り込みを抑える新素材を採用した「極黒 超低反射 画面保護フィルム 位置ピタ」をiPhone17 Proに装着して使ってみました。室内と屋外でiPhoneを使用する際に文字や写真がどの程度見やすくなるか、実験してみました。
本記事では、メーカーから提供いただいたレビュー用サンプルを使用しています。
明るい場所でも画面が見やすくなるフィルム
屋外や、室内の窓際でiPhoneを使う際、光が反射して画面が見づらいという経験をした方は多いと思います。
Simplismの「極黒 超低反射 画面保護フィルム 位置ピタ」は、外部の光を拡散させて映り込みを抑えることで、明るい場所でもディスプレイの見やすさを向上させる保護フィルムです。厚さは0.12ミリです。
iPhone17、iPhone17 Pro、iPhone16 Proに対応しています。
トリニティオンラインストアでの販売価格は1,780円(税込)です。全国の家電量販店や、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも購入可能です。
その他に、以下の特徴があります。
- 位置合わせが何度でもできる「位置ピタ」を採用
- 画面よりひとまわり小さいサイズで、ケースとの干渉が発生しない
- 接着剤を使わない自己吸着タイプなので、剥がしても接着剤が残らず、貼り直しが可能
- 微細な埃による気泡の発生を抑える「バブルレス」仕様
いざ装着!何度でも位置決めをやり直せる!
「極黒 超低反射 画面保護フィルム 位置ピタ」のパッケージには、保護フィルム本体のほか、埃取りテープ、マイクロファイバークロス、貼り付けマニュアルなどが入っています。
装着前に、画面についた汚れや埃を、付属のクリーニングクロスと埃取りテープで取り除きます。
iPhoneに接着する側の面にある保護層は4つに分割されており、剥がす順番が番号で案内されているので、手順に迷うことはありません。
まず、最初に剥がすよう案内されている部分を剥がして仮固定し、位置を合わせます。この段階では、最終的にiPhoneに貼り付ける面は露出していません。位置が合わない場合、何度でも貼り直しができます。
以下、指定された順番に沿って保護層を剥がしていきます。
保護層を剥がしたら、フィルム全体を押し付けてしっかり貼り付けます。残った気泡は、先ほどのクリーニングクロスで押し出します。
最後に、表面を保護するシートをゆっくり剥がすと装着完了です。
ガラスフィルムが普及する前、iPhoneの画面保護フィルムの装着で位置合わせに失敗した経験が何度もある筆者としては、装着前に仮止めを何度でもやり直せるという気軽さは魅力的だと感じました。
マットでサラサラした質感
表面の質感はマットで、サラサラした手触りです。フリックなどの操作時も、指先がスムーズに滑る感触が心地良いです。表面に指紋も付きにくいです。
ケースを装着していない状態で、画面の縁からは約1ミリの余裕があります。
Apple純正のテックウーブンケースを装着した状態でも、フィルムとケースとの間に余裕があることが分かります。
室内で反射防止効果を検証
反射防止フィルムの装着前後で、画面の見やすさがどう変化するかを、比較検証します。
以下の実験では、iPhone17 Proの画面の明るさを100%に固定し、True Toneと明るさの自動調節をオフにしています。
装着前
装着前に、LED照明の下でWebページを見ると、画面に光源が映り込み、文字が読み取りにくいです。
装着後
装着した状態だと、光源の反射が抑えられていて文字がはっきり読めます。
検証前に筆者は、反射防止フィルムだと文字がにじんで読みにくくなることを心配していましたが、表面に反射を抑えるための微細な凹凸はあるものの、文字の読み取りやすさが犠牲になっていないことに驚きました。
太陽光の下で反射防止効果を検証
次に太陽光の下で、効果を検証してみます。
こちらも、画面の明るさを100%に固定、True Toneと明るさの自動調節をオフという条件は同一です。
装着前:Webページ
装着前は、強い光が映り込んでおり、光が当たっている部分は文字を読み取ることができません。
装着後:Webページ
反射防止フィルムを装着した状態だと、肉眼では、写真の黒い帯はほとんど気にならず、文字も写真も驚くほどくっきり見えます。パッケージにある『黒が際立つ』という言葉は本当でした。
写真:装着前
次に、青い海と青空の写真で比較します。
装着前の状態だと、強い光が反射してしまい、写真の状態を確認するのが困難です。
写真:装着後
装着後は、未装着状態と比較にならないほど鮮やかに写真を見ることができます。
まとめ:屋外でiPhoneを使う方、指紋汚れが気になる方にオススメ
Simplismの「極黒 超低反射 画面保護フィルム 位置ピタ」について、以下のような魅力を感じました。
- 仮止めを何度でもやり直せるので、位置決めで失敗せずに貼れる
- 室内(LED照明)でも屋外(太陽光)でも、反射をしっかり抑えてくれる
- 表面がサラサラしていて、指紋汚れがつきにくい
- 高機能でありながら1,780円(税込)と手頃な価格でコストパフォーマンスが良い
屋外でiPhoneを使うことが多い方や、画面の反射が気になる方、指紋汚れを防ぎたい方にぴったりの保護フィルムだと感じます。