iPhone17シリーズが、日本時間9月10日のイベントで発表されると期待されています。iPhone17とあわせて、iPhoneケースの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。そこでiPhone Maniaでは、iPhoneケースの利用・購入実態を把握し、今後の企画に活用するための読者アンケートを実施しました。人気のケースタイプや素材、ケース選びの重視点や失敗談などをお聞きすることができました。
ご協力くださった読者の皆様、ありがとうございます!
iPhone16シリーズ利用者が36.1%、買い替えサイクルは2年程度が最多
iPhoneケースに関するアンケートは、2025年8月28日(木)~30日(土)に実施し、748件の有効回答が集まりました。
まず、メインで使用しているiPhoneのモデルを尋ねたところ、「iPhone16シリーズ」が36.1%で最も多く、「iPhone15シリーズ」が24.2%で続いています。両シリーズを合計すると60.3%がこの2年間に発売されたモデルを使用しています。
平均的なスマートフォンの買い替えサイクルは、「2年以上~3年未満」が27.5%で最も多く、以下「3年以上~4年未満」22.9%、「1年以上~2年未満」19.3%と続いています。
2年~4年程度で買い替える方が50.4%と半数を占めています。
ケースの形状:背面型が80.3%で一番人気
メインで使っているiPhoneケースのタイプ(形状)は、一般的な「背面型ケース」が80.3%で圧倒的な多数派でした。その他のタイプとしては「手帳型ケース」5.3%、「バンパー」が3.9%でした。
一方、「ケースは使用していない」という方も8.2%います。
ケースを使わない理由、最多は「iPhoneのデザインを楽しみたい」
ケースを使っていないという方に、その理由(複数回答可)を尋ねたところ、最も多かったのは「端末本来のデザインを楽しみたいから」で85.2%、2番目に多かったのは「ケースを装着すると重くなるから」の67.2%でした。
その他の自由回答には「ケースをつけると大きくなる」「ケースがない方がポケットに出し入れしやすい」といった声や「ケースに入れない方が丁寧に扱うことに気付いた」といった声もありました。
ケース購入時期は「iPhoneとほぼ同時」が8割
ケースを使っている方に、ケースを購入するタイミングを尋ねたところ、最も多かったのは「新しくiPhoneを購入するのとほぼ同時」が80.9%でした。
また、「新型iPhone発売時には暫定で売っているものを買い、その後欲しい機能があるものに買い替える」のように、新型iPhone発売時と欲しい機能のついたケースを段階的に購入するという方もいました。
なお、クリア素材のケースを使っている方からは、ケースを買い替えるタイミングとして「黄ばんできたとき」という回答もありました。
ケース素材:一番人気は「クリア」の45.1%、形状別で違い
ケースを使っている方が、メインで使っているケースの素材として最も多かったのは「クリア素材(透明)」の45.1%でした。以下「シリコン」24.7%、「レザー」9.9%、「カーボン」5.1%などと続いています。
その他には、「ガラス」「木」「ジーンズ(デニム)」といったこだわりの素材も挙げられていました。
使っているケースの素材をタイプ別にみると、最多の背面型ケース利用者で最も利用者が多いのは「クリア素材」(49.9%)で、手帳型ケースでは「レザー」(82.5%)、バンパーでは「金属」(58.6%)と、ケースの形状によって人気の素材の傾向が異なります。
ケース選択時の重視点:耐衝撃性に加えてMagSafe対応も
全員に、ケースを選ぶ時に重視する特徴・機能を尋ねました(複数回答可)。最も多かったのは「耐衝撃性が高い」の44.5%で、万が一の落下からiPhoneを守る性能がトップでした。
保護性能関係では、5位に「側面の保護性能」(29.9%)、8位に「画面の保護性能」(21.4%)、9位に「背面カメラの保護性能」(20.6%)もそれぞれランクインしています。
2位以下は「MagSafe対応」(42.5%)、「メーカー・ブランド名」(34.9%)、「好みの素材(本革、シリコンなど)」(32.1%)などが続いています。
保護性能以外の機能では、MagSafe対応がトップとなりました。「スタンドになる」(5.7%)、「カード類を収納できる」(3.2%)、「スマホリングになる」(2.7%)などの機能は、購入時の重視点としては少数派という結果でした。
その他としては、好みのデザインに関する回答が多く挙げられていました。
iPhoneユーザーたちの、ケースにまつわる失敗談
これまでに使ったケースで「失敗した!」という体験談を募ったところ、多くの失敗談が寄せられました。
失敗談1:ケースの劣化、経年劣化
最も多く見られたのは、ケースの経年劣化や耐久性に関する失敗でした。
背面クリアケースが数カ月で黄ばみ、汚く見えるようになった。
シリコンケースの四隅が破れてしまった。半年も使っていないのに残念。
失敗談2:ケースによる使い勝手の変化
このほか、ケースによって使い勝手が悪くなった体験談も寄せられました。
愛用しているブランドは、耐衝撃性があって安心だが、重くてポケットに入れにくい。
手帳型ケースはSuicaなどが収納できて便利だが、通話のたびに蓋を開けるのが面倒。
失敗談3:オンライン購入で期待と違う商品が!
また、オンラインで購入したら思っていたのと違った、という体験もありました。
ネットで見たときはもっと鮮やかな色だったが、実際に届いたら安っぽい色でがっかりした。
実物が届いてみたら、画面で見ていたよりも厚くて重かった。
iPhoneケースのエピソード、愛用理由や使い分け、素材への愛着も
さらに、iPhoneケースにまつわるエピソードとして、多くの経験談などが寄せられました。代表的なものを一部、ご紹介します。
エピソード1:愛用ケースのお気に入りポイント
特に多かったのは、愛用しているケースの気に入っている点についてのエピソードでした。
背面クリアケースは本体の色を活かせるし、シンプルで飽きがこない。
手帳型ケースは画面保護とカード収納ができて一石二鳥。これなしでは生活できない。
MagSafe対応のケースは、ワイヤレス充電やアクセサリーの着脱がとても楽で便利。
エピソード2:ケース使い分け派のコメント
目的や気分で、複数のケースを使い分けているという方の声も多く寄せられました。
普段使いにはシンプルな背面ケース、旅行の時だけ耐衝撃性の高いケースに付け替えている。
仕事用には革の手帳型、プライベートではカラフルな背面ケースを使っている。
気分や季節に合わせて、複数のクリアケースに好きなシールや写真を挟んで楽しんでいる。
エピソード3:使うほどに深まる愛情
使うほどに素材の風合いが変化することで愛着が湧く、というエピソードも目立ちました。
革のケースは最初は硬かったが、だんだん手に馴染んできて色合いも深くなった。
木製のケースは使っているうちに独特のツヤが出てきて、世界に一つだけのケースになった。
最初はデザインに惹かれて買ったが、傷や汚れがついてもそれが味になり、さらに気に入った。
まとめ:多数派のクリアケースも、楽しみ方は多彩
調査の結果、9割以上のiPhoneユーザーがケースを使用しており、形状としては背面型ケース、素材としてはクリアタイプに人気が集中していることが明らかになりました。
クリアタイプケースは、中に写真やステッカーなどを入れてカスタマイズする楽しみ方や、ケース越しにiPhoneのデザインを楽しみ方もあり、幅広いスタイルで活用されています。
一方で、クリアケースに関しては経年劣化による変色が気になるという声も多く、黄ばみの発生しないケースへの期待の高さも伺えました。
ケース購入時には、耐衝撃性や保護性能という性能に加えて、MagSafe対応を重視する方も多いことも印象的でした。
例年、新型iPhoneが発表されると、ケースメーカーから、数多くの新製品が発表されます。今年、新型iPhoneに対応したどんなケースが発表されるか、新製品への期待が高まる結果となりました。
改めて、アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございます!