Apple製品を分解し、修理しやすさを確認し修理用ツールを販売しているiFixitが、ソニー WH-1000XM6の分解動画を公開し内部構造などを報告しています。
iFixitが公開した分解動画では、WH-1000XM5とのバッテリー容量比較などにも言及されています。
WH-1000XM6の透視像
iFixitは最初にWH-1000XM6の透視像を掲載、右側ハウジングにはバッテリー(赤い部分)が、左側ハウジングにはプリント基板(青い部分)が搭載されていると説明しています。
また、合計12個に増加したWH-1000XM6のマイク搭載位置もここで明らかにされています。
右側ハウジング:FCC IDとバッテリー
WH-1000XM6のイヤーパッドを外して内部にアクセスし始めると、FCC IDとしてAK8YY2984、モデル番号としてYY2984と記されているのが明らかになりました。
このモデル番号は、The Walkman BlogがWH-1000XM6ではと推察したものと同じです。
WH-1000XM6のバッテリーはWH-1000XM5よりも取り出しやすく設計されているようです。
バッテリー容量はWH-1000XM5が4.56Whだったのに対し、WH-1000XM6は3.99Whに減少していますが、駆動時間はアクティブノイズキャンセリングをオンにした状態で30時間を実現しましたので、各部品の低消費電力化が図られているのでしょう。
左側ハウジング:プリント基板とQN3
左側ハウジングに内蔵されているロジックボードの中央上部(赤枠)に搭載されているのが、WH-1000XM5のQN1から刷新された高音質ノイズキャンセリングプロセサーであるQN3です。
iFixitはWH-1000XM6について、WH-1000XM5と比べて分解修理のしやすさに配慮されていると評価しています。
Source:iFixit