Kuyconという謎のメーカーが、Apple Pro Display XDRに酷似したG32P 6Kモニターを発売しました。
G32P 6Kモニターは、サイズや解像度だけではなく背面やスタンドのデザインもApple Pro Display XDRに酷似しています。
Kuycon G32P 6Kモニターのスペック
Kuycon G32P 6Kモニターのサイズは、32インチで解像度は6K(6144×3456)のNanoIPS Blackパネルを搭載しています。
リフレッシュレートは60Hz、輝度は500ニト、コントラストは2000:1を標榜しています。
Pro Display XDRよりも豊富な入出力端子や調整範囲
Kuycon G32P 6Kモニターの入力端子はApple Pro Display XDRよりも豊富で、2つのHDMI 2.1端子、DisplayPort 2.1、USB-C端子、3.5mmオーディオ端子を備える他、2つのUSB-C出力端子も搭載しています。
Kuycon G32P 6Kモニターのスタンドは、こちらもApple Pro Display XDR用のPro Standに酷似しています。
Kuycon G32P 6Kモニターのスタンドは67mmまで下げることができ、調整範囲はApple Pro Display XDRとPro Standとの組み合わせよりも低くできる方向に設定されています。
Apple Studio Displayと似たモニターも販売中
Apple Pro Display XDRとPro Standを組み合わせると5,998ドルなのに対し、Kuycon G32P 6Kモニターとスタンドの組み合わせはわずか1,898ドルです。
KuyconはG32Pという27インチ5Kモニターも販売しており、こちらはApple Studio Displayと酷似したスペックながら、背面のデザインとして「穴あきタイプ」を選択するとApple Pro Display XDRと似たものになります。
ディスプレイのスペックは同じようなディスプレイパネルを採用しているとしても、KuyconのモニターのデザインはAppleのデザイン特許を侵害していると考えられますので、Appleから販売差し止め起訴が提起されることはないのでしょうか?
参考URL:Kuycon, ClickClack.io