金融グループMorgan Stanleyの調査により、意外にも多くのユーザーが、Appleの人工知能（AI）機能群「Apple Intelligence」が有料化されても構わないと考えていることが明らかになりました。今後、有料化される可能性はあるのでしょうか。
半数以上が月額10ドル以上でも問題と回答
Morgan Stanleyが2024年2〜3月に実施したApple Intelligenceの月額利用料に関するアンケート結果をわかりやすくまとめると、以下のようになります。
調査概要
- 対象：米国の消費者 約3,300人
- うちiPhoneユーザー：約1,400人
（※iPhone15 ProまたはiPhone16の所有者は約450人）
Apple Intelligenceの「無制限アクセス」に対する支払意思額（月額）
| 支払額の範囲 | 割合 |
|---|---|
| 15ドル以上 | 22% |
| 10〜14.99ドル | 30% |
| 5〜9.99ドル | 17% |
| 5ドル未満 | 11% |
| 支払いたくない | 14% |
| まだ判断できない | 6% |
アンケート結果から、月額10ドル以上の支払いに前向きな人が半数を超え、有料化されても構わないと考える人は全体の8割に達していることがわかりました。
Apple Intelligenceは実装プランに関して問題点が指摘されるなど、物議を醸している面もありますが、多くのユーザーが有益だと感じているといえるのではないでしょうか。
Source: MacRumors