Apple Music公式サイトにWeb上で初代iPodを動かせるイースターエッグが登場

iPodのイースターエッグ

Apple Musicがブランドデザインを刷新したばかりですが、Apple Music公式サイトの思わぬ場所に出現した、初代iPodを再現して実際に動かせるイースターエッグが話題となっています。

発表から25周年を迎えた記念すべきタイミングで実装されたこの機能は、ブラウザ上でスクロールホイールや当時の人気楽曲の試聴を楽しめるギミックです。

公式サイトに出現した初代iPodの隠し要素

海外メディアによると、Apple MusicのWeb版ドメインにおいて、存在しないURL(エラーページ)にアクセスすると、初代iPodが現れるイースターエッグが仕込まれていることがわかりました。

iPhone Duoの発売日と同日である、2001年10月23日に初代iPodが発表されてから、今年でちょうど25年の節目を迎えます。すでにハードウェアとしての生産は終了しているものの、伝説的なデバイスがモダンなWebブラウザ上で美しく蘇った形です。

筆者も学生時代にiPodを愛用していたので、すごく懐かしい気分になりました。

ブラウザ上で完全再現されたスクロールホイールと試聴機能

この隠しページでは、単にiPodの画像が表示されるだけでなく、実際にブラウザ上で操作できる点が見どころです。

iPhoneであればタッチ操作、パソコンであればマウスやトラックパッドを使ったクリックやドラッグによって、スクロールホイールを回転させることが可能です。さらに本体に内蔵されたボタン操作を通じて、当時の人気アーティストたちの楽曲を選択し、90秒間の試聴をその場で楽しむことができます。

スクロールホイールを回したときの音も完全に再現されており、音量調整や、設定からバックライトをオフにした表示も再現されています。

エラー画面という、本来であればユーザーががっかりするはずの場所に、こうした遊び心のある機能を実装するアプローチは、いかにもAppleらしい演出です。

音楽の聴き方が変わった「初代iPod」

今でこそ、スマホひとつでハイレゾやロスレスといった高音質楽曲を含め、何万曲もの音楽をいつでもどこでも聴けるのが当たり前になりました。ですが、かつて「1,000曲をポケットに」という言葉とともに登場した初代iPodは、音楽の楽しみ方をガラリと変えた特別な存在でした。

今回、Appleがあえて当時のUIをWeb上に再現した背景には、効率や利便性が最優先される現代のデジタル環境に対し、ガジェットを「触る」ことのワクワク感や、音楽を選んで聴くというシンプルな行為の楽しさを再び思い起こさせたいという意図が込められているのではないでしょうか。

サブスク全盛期である今だからこそ、ホイールを回して曲を選ぶようなレトロな操作感は、昔からのファンにとっても新鮮で、どこか懐かしくワクワクさせられます。

先日もiOS27で初代Macの「Dogcow」に関するイースターエッグが発見されましたが、今後もこうしたサプライズがAppleのプラットフォームのあちこちでひそかに展開されることを期待したいものです。

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