調査会社Counterpoint Researchは、5G端末に関する新たな調査結果を発表しました。これによれば、2024年前半に初めて5G端末の出荷台数が全体の50%の大台を超えたとのことです。また、Appleが5G端末における最も高いシェアを獲得し、そのシェアは25%以上であることがわかりました。
国ごとの5G端末の出荷台数ではインドが世界2位に
Counterpoint Researchの調査によると、国ごとの5G端末の出荷台数でインドは2023年前半から60%以上の伸びを見せ、2024年前半には米国を上回るシェア2位（13%）を獲得しました。ちなみに1位は中国本土で、2024年前半のシェアは32%となっています。
日本への5G端末の出荷台数はなぜか2ポイント減少しており、2023年前半の5%から2024年前半には世界シェア4%へと減少しています。
iPhone15と14シリーズが5G端末出荷を牽引
Appleは2024年前半に全世界の5G端末出荷台数の25%以上のシェアを占めましたが、これはiPhone15シリーズとiPhone14シリーズの好調な出荷が後押ししたとされています。
5G端末の出荷シェアで2位だったのはSamsung（21%）で、Galaxy AシリーズとS24シリーズが牽引したとされています。
3位はXiaomiで、インドの成長に支えられたことがわかっています。
Source: Counterpoint Research