折りたたみiPhoneの噂はすでに上がっていますが、Androidスマホはすでに三つ折りの方向へと動き出しているようです。TECNOという中国のベンダーは、三つ折りスマホのプロトタイプを公開しており、その未来的なデバイスの様相を見て取ることができます。
折りたたみ時の厚みはわずか11ミリ
TECNO PHANTOM ULTIMATE 2は、“最も薄い三つ折りスマホ”で、折りたたんだときの厚みはわずか11ミリと、三つ折りスマホにしては非常に薄く抑えられています。ディスプレイを広げると、10インチの巨大スクリーンが姿を表します。同機には、タッチコントローラーICとディスプレイデバイスICを統合した技術であるTDDI（Touch Display Driver Integration）が採用されているのも特徴の一つです。
三つ折りだと、折りたたみ画面の一つをキーボード、残りの2画面をディスプレイとして使用し、ノートパソコンのようにデバイスを使うことも可能になるようです。
Huaweiも三つ折りを計画中
最近著しい追い上げを見せているHuaweiも三つ折りスマホを近いうちに発売するといわれています。すでに役員が三つ折りスマホとみられるデバイスを機内で使用している様子が目撃されているためです。
折りたたみiPhoneの登場はいつ？
Appleが折りたたみiPhoneの開発を行っているのはほぼ間違いなく、デザインはメインディスプレイ自体が背面側に折りたたまれる構造のHuawei Mate Xs 2のようになると言われています。
発売のタイミングですが、今年6月時点で2026年後半との予想となっており、その複雑な機構と出荷台数の多さから登場までにはまだ時間がかかる見通しです。
Source: Patently Apple
Photo: TECNO Mobile/YouTube