Google、iPhone等の標準検索エンジンの座に1,000億円以上支払っていた!

    iPhone検索エンジン

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    Googleは、iPhoneのSafariでデフォルトの検索エンジンとなるために、Appleに10億ドル(約1,170億円)を支払っていたことが分かりました。

    Safariの標準検索エンジンの座に1,170億円以上を支払い

    iPhoneなどiOSデバイスのSafariで検索すると、Googleが標準の検索となっています。これは、AppleとGoogleの契約によるもので、2014年にこの契約が満了した際、GoogleはAppleに10億ドルを支払っていたことが分かったとBloombergが報じています。
     
    2014年の契約の満了時には、AppleはGoogleとの契約を更新せず、YahooかマイクロソフトのBingを選択するのではないか、ともみられていました。
     
    日本円にして1,000億円以上の大金を支払ってまで、iPhoneのデフォルトの検索エンジンになることに意味があるのか?と思われるかもしれませんが、GoogleはiOSデバイスの検索契約により、Googleの売り上げ全体の10%に相当する、約78億ドル(約9,200億円)の売り上げを得ているとみられます。

    検索エンジンは「設定」で変更可能

    多くのiPhoneユーザーはデフォルトのGoogleのままで使っていると思われますが、他にもYahoo、Bing、DuckDuckGoが選択可能です。検索エンジンは、設定>Safari>検索エンジンから変更可能です。
     
    Safari 検索エンジンの変更
     
     
    Source:Apple Insider
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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