2016年、爆買い中国人のおかげで日本でも「Apple Pay」が利用可能に?

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    Appleの電子決済サービス「Apple Pay」といえば、iPhone6/6 Plusで登場して以降、Apple WatchやiPhone6s/6s Plusでも対応していますが、残念ながら日本ではサービスが利用できません。
     
    これはApple Payに対応する端末が店舗に用意されていないほか、対応する国内の銀行などがAppleとの提携を果たせていないことが原因ですが、もしかすると2016年は日本でもApple Payを利用する姿が見られるようになるかもしれません。

    爆買い中国人に店舗が対応?

    ニュースメディア『Cult of Mac』は、2016年にApple Payが利用できるようになるエリアとして、欧州やアジアが考えられるとしています。欧州ではスペイン、アジアでは中国・香港・シンガポールなどが挙げられていますが、この中に日本は挙がっていません。しかし、2015年暮れにApple Payの対応エリアが中国にも拡大されたことから、今後事態は変化しそうな様相を呈しています
     
    中国ではモバイル決済が浸透しており、今後Apple Payに関しても急速なスピードで普及していくものと考えられます。AppleとApple Payに関して提携した銀聯カードは、このところ日本でも対応が進んでおり、中国人旅行客の中には手軽なiPhoneやApple Watchでの決済を望む顧客も増えて行くものと思われます
     
    百貨店を始めとした流通施設においては、顧客の望む決済手段に対応するのは当然と言え、今後東京オリンピックに向けてさらに増えるであろう中国人観光客に対応するためには、Apple Payに対応した決済端末を設置する必要が出てくることが予想されます。
     
    もちろんこのままでは日本人が利用できませんが、決済端末の導入さえ進めば、国内のクレジットカード会社や銀行などがAppleと提携することも十分に考えられ、近い将来日本人が国内でApple Payを利用することが可能になるかもしれないというわけです。
     
    日本人ユーザーの中には、おサイフケータイ機能のないiPhoneやApple Watchに関して不満を覚えるユーザーも多数いると思われるだけに、こうした事態の好転を早々に望みたいですね。
     
     
    Source:Cult of Mac,ZDnet
    (クロス)

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