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iPhone6利益は6万円でも下請けは500円、超絶格差に中国震撼

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foxconn アップル 労働
 
アップルがiPhone6が1台売れるごとに6万円を手にする一方で、下請け工場は1台生産するごとに500円しか得られないというニュースが「余りにも格差が大きすぎるのではないか」として中国で話題となっています。

70%の利益

iphone6 利益 アップル
 
iPhone6の原価は生産コストを含めておよそ200-247ドルと言われています(iPhone6 Plusが216ドル)。販売価格はiPhone6が649ドル、iPhone6 Plusが749ドルなので、アップルが手にする利益は70%となります。iPhone5sの69%と照らしあわせても、アップルはこの辺りの利益を確保したいようです。コストが173ドルで販売価格が199ドルであったiPhone3Gを思い出せば、いかにここ数年でアップルが利潤を重視しているかがよく分かります。
 
これらはしっかりと数字に反映され、第4四半期の売上は421億ドルで純利益は85億ドルとなりました。前年同期比で13%の成長となります。その中でもiPhoneの売上貢献は凄まじく、売上のうち237億ドルがiPhoneによるものです。
 
2015年度の第1四半期からはiPhone6シリーズの売上も含まれるので、アップルが過去最高益を叩き出すことはおそらく間違いないでしょう。

販売店やキャリアも潤う

Apple 売上 キャリア iphone
 
もちろん、70%の利益が全て丸儲けというわけではありません。20%は販促コスト、販売店やキャリアも15%から20%の利益を持っていくと言われています。儲からなければわざわざこれだけ力を入れて売りたいとは誰も思いませんよね。iOS系統で動くApp StoreやiTunes Storeにも、20億ドル前後の売上を誇るとはいえ様々なコストがかかってきます。

苦悩する下請け

foxconn 労働環境
 
販売店やキャリアが潤う一方で、苦悩するのが中国最大の下請け工場Foxconnです。1台生産するごとに利益は4ドルと言われており、ここから加工コストや雇用コスト、人民元の上昇などを考えると純利益は更に少なくなるそうです。サプライヤーの原価における取り分は通常でおよそ5%前後とされており、200ドルの5%である10ドルとは大きな開きがあるのが現状です。
 
もちろんFoxconnもアップルと交渉できればよいのですが、自社で新製品を開発できる能力もないうえ、株主から下請けの道を歩み続けろとの圧力も強いため、追い風が吹く強気のアップルに対して価格決定権は無いそうです。

アップル愛憎劇

ティム・クック 視察 foxconn

組み立てラインの前でぼくは鉄のように立っている、ぼくの両手は飛んでいる。もう何日、何夜、こうやって眠りに落ちながら立っているのだろうか……ぼくはもう一度高い山の頂に登りたい、失われた魂を呼び戻したい。また空を感じたい、あの明るい青に触れたい。でもこの何一つできない。だからこの世を去ることにする。

という詩を残し、Foxconnの工場から飛び降りて命を絶った若者の詩は、中国のみならず日本でも新聞などに取り上げられ話題となりました。
 
他にもFoxconnでは11人が自殺するなどしたため、メディアからアップルはサプライヤーを酷使しているのではないかという批判が強まり、ティム・クック氏が急遽「我々は自分たちのサプライチェーンで働いている世界中の職員を気にかけている」とのコメントを発表し、わざわざ視察に訪れる事態にまで発展しました。
 
これらのことから、アップルの売上のうち32%が中華圏であるのにも関わらず、なぜ劣悪な環境を押し付け自分たちだけが儲けているのか、という不条理感が中国では高まっているようです。特にハイエンド製品と同等のモデルを半額以下で提供するXiaomiやHuawei、OnePlusなどが中国では大きくシェアを占めているだけに、尚更その思いが強いのではないでしょうか。
 

一方で、iPhone6シリーズの発売前には転売屋が横行したり、先日も94台のiPhone6を香港から密輸入しようとした男が逮捕されたりするなど、アップル製品に対して並々ならぬこだわりを中国が抱いているのも事実です。いずれにせよ、アップルといえども世界最大市場である中国のマーケットは無視できません。今後のアップルやFoxconnの動向には要注目となりそうです。
 
 
参照元:艾媒网WSJ
執 筆:kihachi

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