NVIDIA、ARMの買収を断念する可能性高まる〜進捗の遅さと業界の反発に嫌気

    NVIDIA_ARM

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    Bloombergが、NVIDIAARMの買収を断念する可能性が高いと報じました。

    既に取引先に買収断念の可能性が高いことを伝達か

    同メディアは関係者から入手した情報として、NVIDIAは4兆円を超えるARMの買収交渉に進展がないことから、買収を断念し交渉を終了する準備を進めていると伝えています。
     
    NVIDIAは取引先に対し、ARMの買収が成立する見込みはないと既に伝えていると関係者は述べています。
     
    NVIDIAによるARM買収交渉が不調に終わった場合に備え、ソフトバンクはARMの株式を新規公開することを検討しているとの別の関係者からの情報があると、Bloombergは記しています。

    2020年9月14日に買収発表も承認に至らず

    2020年9月14日、ソフトバンクはNVIDIAに400億ドル(約4兆6,000億円)でARMを売却することを発表していました。
     
    しかし、NVIDIAによるARM買収には英国競争・市場庁(CMA:Competition and Markets Authority’s)米連邦取引委員会(FTC)が懸念や反対姿勢を示すなどしており、当初予定より長引いていることが報告されていました。
     
     
    Source:Bloomberg via AppleInsider
    Photo:Build5Nines
    (FT729)

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