iOS14.8とiPadOS14.8が一般ユーザー向けに公開

iOS14.8

iOS14.8
 
iOS15のリリースが直前にまで迫っていますが、iOS14.8一般ユーザー向けに公開されました。

ベータテストなしで一般ユーザー向けにリリース

初の「.8」アップデートとなる、iOS14.8の開発が進行中と8月上旬に報じられましたが、Appleは現地時間9月13日、iOS14.8iPadOS14.8一般ユーザー向けにリリースしました。
 
iOS14.8のビルド番号は「18H17」で、設定アプリからアップデートすることができます。
 
iOS14.8は、ベータテストが行われることがなく、いきなりの一般公開となりました。Appleのリリースノートには、下記のとおり記載されています。
 

コアグラフィックス
 
対応機種:iPhone6s以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air 2以降、iPad 第5世代以降、iPad mini 4以降、iPod touch(第7世代)
 
影響:悪意を持って作成されたPDFを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Appleは、この問題が積極的に悪用されている可能性があるとの報告を受けています。
 
説明:入力検証の改善により、整数オーバーフローに対応しました。
 
WebKit
 
対象機種:iPhone6s 以降、iPad Pro (全モデル)、iPad Air 2 以降、iPad 第 5 世代以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
 
影響:悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Appleは、この問題が積極的に悪用されている可能性があるとの報告を受けています。
 
説明:メモリ管理の改善により、Use After Freeの問題が解決されました。

iOS15のリリース後でもiOS14の継続利用も可

iOS15の正式版のリリースがすぐ直前に迫ってのiOS14.8の公開は不思議なようにも思えますが、Appleは以前から、iOS15がリリースされてもiOS14を使い続けることもできる、と述べています。
 

ソフトウェアアップデート
 
iOSでは、2つのソフトウェアアップデートバージョンのどちらをインストールするか、設定アプリで選べる場合があります。iOS15の最新バージョンがリリースされたらすぐにアップデートを行って、最新の機能と最も充実したセキュリティアップデートを利用することも、重要なセキュリティアップデートを利用しつつ、iOS14を使い続けることもできます。

 
 
Source:Apple [1], [2] via 9to5Mac [1], [2]
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次