SpaceXの民間人ミッションの実験にApple Watchなどが採用

    spacex レジリエンス

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    民間人4人だけによる宇宙旅行ミッション「Inspiration4」がSpaceXにより発表され、今月半ば以降に打ち上げが予定されていますが、クルーは3日間の日程の中で健康とパフォーマンスに関する様々な実験を行う見通しです。実験に必要な生体データの取得や内臓のスキャンに、Apple WatchiPhoneが使用されることが、最近のインタビューで明らかになりました。

    3種類のApple製デバイスを実験に使用

    SpaceXの実験は、ベイラー医科大学のTranslational Research Institute for Space Health(TRISH)と、 ワイルコーネル医科大の治験責任医師の協力のもと行われます。「かなりAppleに重点が置かれたプロジェクトだ」と、TRISHでシニア・バイオメディカルエンジニアを務めるジミー・ウー氏は、SpaceExploredのインタビューで答えています。
     
    SpaceXによれば、ミッションの最中、Apple Watch Series 6が、心電図波形、動き、睡眠、心拍数および心律動、酸素飽和度、客室騒音、光度を計測するとのことです。
     
    また、クルーメンバーは、iPad miniのアプリで認識評価を行い、iPhone12 ProをButterflyのポータブル型全身超音波スキャナと組み合わせ、内臓のスキャンも行います。
     
    Butterfly iQ+
     
    4人の民間人を乗せたSpaceXの有人宇宙船クルードラゴン「レジリエンス号」の打ち上げは、米フロリダ州のケネディ宇宙センターで現地時間9月14日に行われる予定です。
     
     
    Source:SpaceExplored via AppleInsider, 三菱電機
    Photo:SpaceX/Wikimedia Commons, Butterfly
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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