Androidスマホに地震警報を含む6つの新機能が今夏追加

    Google Android

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    Googleは現地時間6月15日、Android OSをアップデートし、6つの新機能を順次追加することを明らかにしました。

    地震通知システム


     
    Googleは昨年、Androidスマートフォンに搭載されている加速度センサーで揺れを検出し、地震を警告するシステムの構築に着手すると発表しました。
     
    Googleは今回ブログにおいて、まずトルコ、フィリピン、カザフスタン、キルギス共和国、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンにおいて、地震警告システム「Android Earthquake Alerts System」を導入したと発表しました。
     
    今後、地震のリスクが高い国々を優先して、同システムを順次導入していくとしているので、日本での利用が可能になるのもそう遠い先ではなさそうです。

    メッセージアプリで重要な項目に星印をつける


     
    大量のメッセージを受け取っていると、重要なものが埋もれてしまいがちです。今回追加される新機能は、メッセージをタップすると星印がつき、あとで見返した時に簡単に見つけることができるようになるというものです。
     
    この新機能は今後数週間かけて順次導入される見通しです。

    「絵文字キッチン」がアップデート


     
    既存の絵文字を組み合わせて新しい絵文字が作成できる「絵文字キッチン」機能に、おすすめ機能が追加されます。メッセージを入力すると、その文章に合った絵文字が提示されるようになります。
     
    絵文字キッチンのおすすめ機能は本日よりGboardベータで利用可能となっており、夏には全Gboardユーザーが利用可能となります。当面の対応原語は英語、スペイン語、ポルトガル語で、Android 6.0以上のOSが必要です。

    音声で検索できるアプリが増加

    音声で検索、起動できるアプリの数が増えます。たとえば「ヘイGoogle、◯◯クレジットカードの支払いをして」といえば◯◯カードのアプリが起動して支払いが行われます。

    ボイスアクセスの機能が向上

    手での入力が難しいユーザーに便利なのが、音声だけで操作可能なボイスアクセス(Voice Access)です。
     
    現在ベータ版の画面注視認識機能により、画面を注視している時だけ、ボイスアクセスを有効にすることが可能になります。つまりスマホの画面を注視していない時は、話し言葉が音声コマンドとして認識されません。
     
    またボイスアクセスでのパスワード入力において、数字、アルファベット、シンボルが組み合わせられるようになります。たとえば「大文字のP a s s w o r d」といえばPasswordと入力され、「ドルマーク」といえば「$」が入力されます。

    Android Autoのカスタマイズ

    スマホから直接ランチャースクリーンを呼び出す、マニュアルでダークモードを設定するなど、Android Autoをより自分が使いやすいようにカスタマイズ可能となります。メディアアプリの新しいタブにより、コンテンツも探しやすくなります。
     
    またAndroid Autoに、EV充電、駐車、ナビゲーションアプリが追加され、ランチャースクリーンからメッセージアプリを開くことが可能になります。

     
     
    Source:Google via MySmartPrice
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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