Samsung Galaxy S21、発売から3カ月で価値が半分に?

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日本では4月22日に発売予定のSamsung Galaxy S21シリーズですが、米国では2021年1月に発売されてから3カ月でリセールバリューは定価から44.8%〜57.1%減となっていると報じられています。

高いリセール価格を保つiPhone

iPhoneはリセールバリューが比較的高く保持されることで知られています。中古スマホのマーケットプレイスSellCellによれば、2020年秋に発売されたiPhone12シリーズのリセール価格は、定価から18.1%〜33.7%減少するにとどまっているとのことです。
 
中でも最もリセールバリューが高く保たれているのはiPhone12 Pro Max 128GBモデルです。同機は2020年10月の発売から5カ月が経過していますが、リセール価格は900ドルとなっており、定価1,099ドルからわずか199ドルしか価値が下がっておらず、価値減少率は1カ月あたり3.6%、全体で18.1%にとどまっています。
 
一方、Samsungのハイエンド機Galaxy S21+ 5G 128GBモデルは、2021年1月の発売からすでにリセールバリューは定価から44.8%減となっており、実に1カ月あたり14.9%も価値が下がっている計算になります。
 
中でもGalaxy S21 5G 256GBモデルは価値減少率が高く、発売から3カ月で57.1%リセール価格が減少しており、1カ月あたりの価値減少率は19%となっています。

デバイス購入時はリセールバリューも考慮したほうがいい?

SamsungデバイスはiPhoneと比べて定価が低く設定されていることが多々ありますが、1カ月あたりの価値減少率を考慮すると、買い替え時にiPhoneのほうがお得になる場合もある、と米メディアCult of Macはコメントしています。
 
例えば、Galaxy S21+ 5G 128GBモデルは999ドルですが、毎月149ドル価値が下がっていくため、9カ月後にはすでにほとんど値がつかない状態になっており、次期フラッグシップ機購入時は再び全額を支払わなければならないということにもなりかねません。
 
しかしながら、iPhone12 Pro 128GBモデル(同じく999ドル)だと、購入から1年後でも定価の半分以上の555ドルがリセールバリューとして保たれるため、同じ価格の次期デバイス購入時には444ドルを支払うだけで済むとのことです。
 
 
Source:SellCell via Cult of Mac
Photo:Samsung
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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