Appleが従業員向けに開発のマスク、Apple製品風パッケージデザインが特徴

 
Appleが従業員向けに開発したマスクの画像を、Bloombergのマーク・ガーマン記者がTwitterで公開しています。Apple製品と同様の、シンプルなパッケージデザインが印象的です。

iPhoneやiPadのデザインチームが開発

Appleがオフィスや店舗で働く従業員のために開発したマスク「Apple Face Mask」は、3層構造で、洗濯して最大5回まで繰り返し使用が可能です。
 

 
Appleは「Apple Face Mask」の素材を選定する際に、一般的なマスクの材料調達に影響を与えないよう入念な調査を行った、とBloombergの取材に述べています。
 

 
「Apple Face Mask」は、iPhoneやiPadと同じデザインチームが開発を担当しただけあって、マーク・ガーマン記者も「驚くことではないが、ほかのApple製品のようだ」とコメントしています。
 

 

Here’s your Apple Mask unboxing… unsurprisingly like any other Apple product. https://t.co/Ff0d9nQ6kl pic.twitter.com/9TLQs0V6Lf

— Mark Gurman (@markgurman) September 11, 2020

 
Appleは「Apple Face Mask」のほか、米食品医薬品局（FDA）の認証を受けた透明な「Apple ClearMask」も提供しています。

コロナ対策に積極的な寄付

Appleは、2020年初めに中国で新型コロナウイルスの感染拡大が本格化すると、対応にあたる団体への寄付を発表したほか、自宅待機を余儀なくされる従業員には消毒用品などと一緒にiPadを贈っています。
 
Appleはその後も積極的に寄付を続けており、9月末までは真っ赤なカラーが印象的な(PRODUCT)RED製品の売り上げの一部を、新型コロナウイルス対策に寄付しています。
 

 
7月末の業績発表では、巨額の寄付による支出が業績に影響を及ぼしているのではないか、とのアナリストからの質問に対して、最高財務責任者（CFO）のルカ・マエストリ氏が「私たちは絶対に正しいことをしている」と切り返す一幕もありました。
 
 
Source:Mark Gurman/Twitter
(hato)