廉価モデル「iPhone SE」発売目前か、Apple公式サイトに複数証拠

Belkin Apple iPhone SE

Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protection for iPhone SE / 8 / 7
 
iPhone9」あるいは「iPhone SE 2」と噂されている廉価モデルの名前は「iPhone SE」で、発売が目前に迫っていることを示す情報が、Apple公式Webサイトから相次いで発見されています。

iPhone8と共通の「iPhone SE」用画面保護フィルム

米メディア9to5Macが、信頼できる情報源の話としてiPhone SE」が現地時間4月3日に発売される、と報じたばかりですが、Appleの公式サイトでも複数の情報が発見されています。
 
米Appleのオンラインストアで、Belkin製の画面保護フィルムの製品名が「Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protection for iPhone SE / 8 / 7」となっているのをTwitterユーザーのAaron Zollo氏が発見しました。
 


 
iPhone SEのディスプレイは4インチ、iPhone7や8は4.7インチなので、同じサイズの保護フィルムは使えないはずです。
 
この発見は、これまで「iPhone9」「iPhone SE 2」と噂されてきたモデルは、2020年モデルの「iPhone SE」として販売される可能性を示しています。
 
なお、サイズの選択肢には「iPhone8/iPhone7」と「iPhone8 Plus/iPhone7 Plus」が並んでおり、「iPhone8 Plus/iPhone7 Plus」を選択しても「iPhone SE Plus」が表示されないことから、「iPhone9 Plus」と噂のあった大画面モデルの発売は遅れる可能性があります。
 
Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protection for iPhone SE / 8 / 7
 
本稿執筆時点で、日本のAppleオンラインストアでは同じ製品の情報にiPhone SEの名前は含まれていません。
 
Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protection for iPhone SE / 8 / 7
 

非対応のはずの「AppleCare+ for iPhone SE」が

Appleは、AppleCare+に加入できるiPhoneをiPhone7以降のモデルと案内しています。
 
AppleCare+
 
しかし、AppleのWebサイトには「AppleCare+ for iPhone SE」が表示されており、米Appleのサイトでは購入可能になっています。
 
AppleCare+ iPhone SE
 
「AppleCare+ for iPhone SE」は日本のAppleのWebサイトでも確認できますが、本稿執筆時点では注文できなくなっています。
 
AppleCare+ iPhone SE
 

これも新型コロナの影響?

Appleは発表前の新製品について、情報管理を徹底することで知られていますが、ごくまれに公式サイトに情報が漏れてしまうことがあります。
 
最近では、Appleの紛失防止タグとして噂の「AirTag」の名前がAppleのサポート動画に登場していました。
 
新型コロナウイルス(COVID-19)対策で、Appleでは全従業員が在宅勤務となっている中、Webサイトの更新作業にも影響が出ているのかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac, Apple (1), (2), (3), (4)
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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