米国のApp Storeでの支出額、過去数年間で2倍に

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    2019年の米国のApp Storeでの年間平均支出額は、2018年から27%増となる100ドル(約10,900円)に達したことが明らかになりました。

    支出額の半分以上はゲームアプリによるもの

    米調査会社Sensor Towerの調査により、米国人の1人当たりのApp Storeでの年間の平均出費額は2015年から200%の成長を遂げたことがわかりました。支出額の増加は、Appleがアプリ市場でシェアを拡げたことと、モバイルゲームの人気に起因する可能性が高いとみられています。報告されている支出額の半分以上は、ゲームアプリによるものです。
     
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    100ドルという支出額は、有料アプリの購入とアプリ内課金で構成されており、AmazonやUberなどのアプリを介した商品やサービスの売上額は含まれていません。

    最も成長したのは「写真と動画」カテゴリ

    Sensor Towerは、トップ5カテゴリの平均アプリ内課金額の推移もグラフ化しています。
     
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    「ゲーム」「エンターテインメント」「写真と動画」「音楽」「ライフスタイル」の5つの分野で、最も大きな成長を記録したのは「写真と動画」で、2018年〜2019年に75%増となりました。この分野のアプリには、動画プラットホーム「YouTube」や、写真編集アプリ「PicsArt」などが含まれます。
     
    2番目に大きな成長を遂げた「ライフスタイル」カテゴリのアプリには、出会い系サービスを提供する「Tinder」などが含まれます。
     
     
    Source:Sensor Tower via AppleInsider
    (lexi)

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