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iPhone6でNFCは搭載されるのか?Appleの決済市場での狙いとは

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iPhone6、9月発売が濃厚か?複数のアナリスト情報が報じられる

次期iPhone6にはNFCが搭載されるとの予想!

アップルの今年の新製品のリリースに関して、先日アップルに詳しいKGI証券のMing-chi Kuo氏が新製品ロードマップと各製品がどのような特徴になるのか仕様を予想しています。この中で気になるのが次期iPhone6にはNFCが搭載されるというものです。NFCといえばお馴染みの「おサイフケータイ」で使われている近距離無線機能ですが、いよいよiPhoneでおサイフケータイが使えるのかと考えてしまいます。果たしてどうなのでしょうか?
 Suica
 

現行モデルのiPhone5sにもNFC搭載の可能性があった

昨年、iPhone5sが発表される前にもNFCが搭載されるのではという噂があり、筆者もひょっとしたら搭載されるのではないかと期待していました。この噂の根拠は、今から2年前の2012年3月にアップルが「指紋認証センサー(Touch ID)とNFCを組み合させた回路を組み込む技術」として特許を申請しているからです。もちろん、全ての特許が実現するわけではありませんが、可能性はあった訳です。結局、昨年のiPhone5sにはTouch IDは搭載されたのですが、残念ながらNFCは搭載はされませんでした。
 
Tim Cook

CEOティムクック氏、Touch IDでのモバイル決済への取り組みを明言

今年初めの決算発表でクック氏は、かねてからモバイル決済への取り組みに意欲を表していましたが、Touch IDを利用したモバイル決済の進捗は順調だと述べており、アップルが今後何らかの決済サービスをリリースする可能性を示唆しています。アメリカの決済サービスの大手であるPayPalもアップルとの提携について打診しているという報道もありました。結局はSamsungと提携するようですし、同じくSquareがアップルやGoogleに買収されるのではといった報道もありました。また、AmazonもKindle端末上での決済を模索しているようですし、モバイルを含めた決済サービスの再編がうわさされていて、アップルがモバイル決済サービスをいつ開始するのか注目が集まっています。
 
アメリカの調査会社ガートナーによりますと、モバイル決済の世界市場規模は2012年には1,631億ドル(約16兆5,750億円)、2013年には前年比44%増加して2,354億ドル(約23兆9,225億円)、ユーザー数は22%増加して2億4,500万人と大幅に増えています。また、2017年には7,210億ドル(約73兆2,716億円)、ユーザー数は4億5,000万人と市場の大幅な拡大が予想されています。
 
Touch ID
 
一方、モバイル決済市場の急拡大がめざましい中国ではガートナーの調査を大幅に上回る、想像を超えた金額となっており、昨年の決済金額が日本円で約162兆1,500万円と中国人民銀行が発表しています。
 

アップルはモバイル決済サービスにどう取り組むのか

国内では、おサイフケータイ機能を搭載した日本仕様のAndroidのスマートフォンが入手可能です。利便性からも利用されている方も多いと思います。次期iPhone6に望まれる機能としても上位にランクインされています。日本を始めとするアジア、ヨーロッパではNFCによる決済サービスはかなり普及していますが、アメリカではほとんど普及していません。アップルがこれまでNFCへの取り組みに消極的といわれてきたのは、アメリカでのNFCの普及の度合いが少ないことやNFCが本人確認の手段の一つに過ぎないからではないかと思われます。アップルの決済手段の本命は、やはりiBeaconを利用したもので、実店舗での支払からバックオフィス機能、決済までの一連の決済手段の再編をアップルが考えていると予想されます。
 

モバイル決済でiPhoneに必要な機能は本人確認

現在、おサイフケータイなどのモバイル決済が可能なAndroid端末はおサイフケータイの情報やクレジットカード情報の暗号化したデジタルコピーを端末に持たせて、本人確認をし、それぞれのカードの代わりを携帯端末が果たしています。ただし、この方法だといくら暗号化してもカード情報が端末に残ることになり、偽造やなりすましの可能性が残ってしまいます。
 
iPhone 5s,Touch ID
 
アップルのiPhone5sではTouch IDで指紋を使って本人確認を行います。iPhone5sのユーザーの方なら既に経験されていますが、iTunes Storeでミュージックやアプリを購入し、Touch IDで指をホームボタンに置けば本人確認が終わって購入手続は終了します。同時にApple IDに登録しているクレジットカードやアカウントに残っている残高で支払も完了します。アップルはこれと同じことを一般の店舗でも実現しようとしています。そうすればクレジットカードやICカードを財布に入れておく必要はなく、店頭で提示することも、サインも暗証番号の入力も必要ありません。iPhoneと登録した指紋だけで購入が可能になります。まさにiPhoneが電子財布(e-wallet)になるのです。
 
さらに言うと、購入するにはクレジットカードの登録すら必要なくなります。ユーザーが支払手段でクレジットカードを選ばずに、プリペイドで購入したiTunesカードを登録したり、アップルが今後、他のプリペイドのオプションやユーザーにアップルオリジナルの与信を提供するようになれば、クレジットカードは必要なくなります。アメリカで最近起きたニーマンマーカスの110万人、ターゲットでの200万人のクレジットカード情報の漏洩事件のようなことは、今後一切起きなくなります。これはアップルが決済銀行になったと考えれば早いかもしれません。
 
Touch ID
 
セキュリティの観点からはTouch IDでは、本人確認に使用する指紋データの情報をiPhone内部にあるA7プロセッサーに暗号化して保存しており、他のアプリからアクセスしたり、このデータを使用することが不可能な設計になっています。また、指紋認証センサーとA7プロセッサーがペアリングされており、このペアリングを物理的に切り離すと機能しなくなります。Touch IDでのセキュリティは、当初より決済を想定した非常に安全な仕組みとしてアップルは開発しています。

NFC搭載は多様な決済への対応か

今回、次期iPhone6にNFCが搭載されるのではとの予想ですが、アップルがiBeaconを今後の決済手段のインフラと考えているのであれば、わざわざNFCを搭載する必要がないように思います。しかし、iBeacon技術もまだ始まったばかりで実際に導入している店舗は少ないのが現実です。また、iBeaconを使用した決済サービスを一気に普及させるのも時間がかかります。アップルとしては新たに決済サービスを展開するのであれば、既にインフラが整った適用可能な分野での決済サービスの提供を現実的に考えたのかもしれません。
 
また、NFCでは実に560Mbpsでファイルを転送することができるTransferJetプロトコルと呼ばれる近接無線転送技術に対応可能で、複雑な設定なしに2~4センチの距離で大容量のコンテンツの転送が実現でき、動画や大容量のデジタルコンテンツの配布や転送も可能になることから、NFCを活用してiTunesでの新たなコンテンツの配布やコンテンツの不正コピーへのソリューションを提供する予定なのかもしれません。

おサイフケータイの搭載の可能性は

搭載が予想されているNFCの標準規格には実は数種類あります。おサイフケータイはFelica方式と呼ばれるソニーが開発した規格で、国内では交通系カードや電子マネーにも使用されています。今回、アップルが採用する規格がどの規格であれ、下位互換は保証され技術的にはおサイフケータイのiPhoneへの搭載は可能と考えられます。
 
Felica
 
また、おサイフケータイの利用で明らかなのですが、NFCを使用する場合には、受信側の機器の設置が不可欠になります。国内では駅の改札口や店舗のレジにおサイフケータイ用の特別な受信機器が既に整備されています。このおかげでおサイフケータイの機能が使えるわけですが、こちらも国内では問題ありません。おサイフケータイの対応で問題になるのは、今後決済サービスを提供しようとしているアップルが、既存の決済サービスを提供している企業と提携できるかどうかだと思います。

SuicaやEdyなど決済サービスとは競合か

一言でおサイフケータイといっても国内では実にさまざまな対応したサービスが提供されています。モバイルSuica、楽天Edy、QUICPayモバイル、iD、モバイルWAON、nanacoモバイルなどの電子マネーとしてのサービス、ヨドバシカメラ、マツモトキヨシ、Tポイント、ローソンなどの各社が提供する会員証やポイントカードやクーポンサービスなど多数あります。
 
日本の場合は既におサイフケータイのインフラやサービスが機能しています。ユーザーの利便性を考えればiPhoneにおサイフケータイ機能が搭載されれば便利なのですが、アップルとしては決済サービスを使ってもらいたい訳ですから、どちらかというと競合するサービスになる可能性もあります。先に上げた電子マネー系のサービスは特に競合すると考えられ、導入されるのは難しい気がします。ユーザーとしてはiPhoneに一番搭載してもらいたいNFCサービスではあるのですが、正直、検討して直ぐに結論が出るわけでもないでしょうから、現実的には技術的に可能であることと実際、使えるようになることは全く別と思ったほうがよいと思います。
 
逆に会員証機能やポイントカードサービスなどは既に提供されているPassbookアプリとともに連動していくことが容易になり、本人認証も可能になり、付加サービスが強化されることになると思われます。
 
いずれにしても、今の段階ではNFCの次期iPhone6への採用が確定したわけではありませんし、国内でおサイフケータイのサービスを提供している企業がアップルと交渉しているわけではないと思います。また、KDDIはSIMカードにNFCを搭載しようとアジアの複数の電話会社と国際団体を設立しており、ひょっとしたらiPhoneでおサイフケータイを使うことだけを考えれば、早く実現するのかもしれません。引き続き、このテーマについての情報がアップデートされたらお知らせしようと思います。
 
 
執 筆 : リンゴバックス

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