Apple、退役軍人のためのiPhone上での健康管理サービスを開始


 
Appleはアメリカ合衆国退役軍人省とパートナーシップを組み、iPhone上での退役軍人のための健康管理サービスを開始しました。

米国最大の医療システムを誇る退役軍人省

退役軍人のためのiPhone上での健康管理サービスは、米国領土内と、キューバ、グアム、フィリピン、プエルトリコ、アメリカ領ヴァージン諸島で利用可能となっています。
 
アメリカ合衆国退役軍人省は、すでに今年の夏に特定の退役軍人向けに健康管理サービスをスタートさせましたが、今回、米国内と周辺地域のすべて退役軍人が、iOSで自身の健康の記録を参照できるようになりました。iPhoneのヘルスケアレコードで退役軍人の人々が見ることができる情報には、アレルギー情報、健康状態、予防接種の履歴、検査結果、現在処方されている薬、外科手術の履歴や、バイタルサインなどが含まれます。
 
「アメリカ合衆国退役軍人省と組んでiPhoneでヘルスケアレコードを退役軍人の方々に提供することで、彼らの安心感につながれば良いと思っている」と、Appleの最高執行責任者(COO)のジェフ・ウィリアムズ氏はコメントしています。
 

 
アメリカ合衆国退役軍人省は、米国内の最も大きな医療システムで、1,243の施設で900万人の人々が医療サービスを受けています。
 
Appleのヘルスケアレコードのデータはすべて暗号化されており、iPhoneのパスコード、Touch IDまたはFace IDで保護されています。
 

 
 
Source:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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