iPhone XRの後継機のベンチマークが流出〜4GBのRAM搭載、パフォーマンス向上


 
9月10日に催されるAppleのスペシャルイベントで、iPhone XRの後継機が発表される見込みですが、同機のものとみられるベンチマークスコアが流出しました。

モデルナンバーとマザーボード番号は過去の情報と一致

Geekbenchが公開したiPhone XRの後継機ベンチマークスコアのモデルナンバーは「iPhone12,1」、マザーボードの番号は「N104AP」と記載されており、7月末のiPhone11を実際に見たという人物からの情報とも一致します。また、RAMの容量は4GBであることがわかります。
 
A13は、2つの高パフォーマンスCPUコア、4つの低消費電力CPUコアで構成される6コアのシステム・オン・チップとなっています。クロック周波数は、ベースクロックが「2.66 GHz」と、iPhone XR(A12)の2.49 GHzを上回っています。iPhone XRの後継機のシングルコアのスコアは、A12よりも12〜13%高い「5415」となっています。
 

サーマルスロットリングでマルチコアのスコアはあまり変わらずか

マルチコアのスコアは「11294」と、A12の平均スコアの11192とさほど変わりがありません。Geekbenchの開発者ジョン・ポール氏は、サーマルスロットリング(CPUの温度が上がりすぎたときにクロック周波数を落として温度を下げる機能)がパフォーマンス低下をもたらした可能性を指摘しています。
 
今回のベンチマークスコアが本物であるかどうかは定かでありませんが、ポール氏は「結果に関して、特に何もおかしいところはない」とコメントしています。
 
 
Source:Geekbench via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次