Appleの中国での売上が好転〜クックCEOも喜びを表現

iphone xr


 
Appleは現地時間の7月30日、同社2019年第3四半期(4月〜6月)の業績を発表しましたが、中国での売上が回復傾向にあることがわかり、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が「これ以上にうれしいことはない」と述べました。

デバイスの値下げで売上台数が上昇か

クックCEOによれば、中国での売上好転は、政府による大幅な減税Apple側の値下げが功を奏した結果であるとのことです。
 
Appleは、今年1月から2018年の新型モデルであるiPhone XS/XS Max/XRを含むiPhoneの卸売価格の値下げを行い、キャリアや小売店が販売価格を引き下げられるようにしています。
 
2019年4月1日には増値税の引き下げが行われ、Apple製品の値下げにつながりました。中国のApple公式ストアだけでなく、Tmallなどでも値下げが確認されており、4月時点でiPhone XSの64GBモデルは最大500元(約8,300円)も安くなっていました。

iPhone以外のApple製品も好調

クックCEOは、iPhoneだけでなく、Macやサービスも中国で好調だったと述べています。
 
「すべてが順次改善された。この結果もしくは前進よりもうれしいことはない」
 
Appleの最高財務責任者(CFO)のルカ・マエストリ氏は、「Apple Trade In」の下取り台数が昨年と比べて5倍多かったと述べており、Appleの中国本土での売上は前四半期に成長に転じたことを明らかにしました。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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