Apple PayがAppleのサービス事業の売上増加に貢献〜PayPalを上回る勢い

    Apple Pay

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    Appleは現地時間の7月30日、同社2019年第3四半期(4月〜6月)の業績を発表し、サービス部門の売上高が四半期としては過去最高を記録したことが明らかになりました。Appleのサービス部門の売上増加の鍵となったのは、Apple Payの躍進であったと伝えられています。

    月ごとの取引数の伸び率はPayPalの4倍

    Appleの2019年第3四半期の業績発表のなかで、Apple Payの取引数が毎月10億件にのぼっているとの報告がありました。前年同四半期と比べて約2倍の数字です。
     
    2019年4月〜6月、Apple Payは新たに17カ国でサービスが開始され、ヨーロッパ連合の国々すべてをカバーすることにも成功しました。Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)によれば、Apple Payは現在47の国や地域で利用可能とのことです。
     
    Apple Payの取引数の成長は凄まじく、PayPalよりも多くの新規ユーザーを獲得しており、月ごとの取引数もPayPalの4倍の速さで成長しているとされています。

    交通機関でも拡がるApple Payの利用

    Apple Payは、米国内では米オレゴン州ポートランドやニューヨーク市の交通機関でも利用可能となっており、今年の後半にはシカゴの交通機関でも利用できるようになります。
     
    アジア圏では、香港の交通機関でもApple Payが近く利用可能になる見込みです。
     
    なお、クックCEOはApple Cardが8月にサービス開始となることも事実であると認めています。
     
     
    Source:9to5Mac
    Photo:Apple
    (lexi)

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