iOS13はFaceTimeの視線を補正、画面を見ていてもカメラ目線に

    facetime

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    Appleのビデオ通話アプリFaceTimeがiOS13 で大きく進化しそうです。iOS13のベータ版から、ARKitを使い、画面を見て(カメラを見ずに)話していても、相手にはカメラ目線の映像が送信されるという、今までのFaceTimeの不満点をテクノロジーが解決してくれる、素晴らしい機能が発見されました。

    ARKitの活用

    これまでのFaceTimeでは画面の上にあるカメラを見て話さなければ、相手には少し視線のずれた映像が送られていました。せっかくビデオ通話で顔を見て話せるのに、お互いに視線が少しずれた状態で話すのはFacetime(というよりビデオ通話全体)の短所になっていると言っても過言ではありません。
     


     
    この短所をiOS13のFaceTimeはARKitの力を借りて解消するようです。昨日リリースされた開発者向けのiOS13ベータ3で発見されたこの機能を、多くの人が試し、映像を公開しています。映像を見る限り、確かにカメラ目線で話せています。ただ映像を補正しているため、目の周辺に何かものがあればその物体が歪んで見えるという欠点もあるようです。
     
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    とは言え、相手の目を見てお互いが話せるようになったことはFaceTimeにとって非常に大きな進化です。

    使える機種は限定的

    この視線の補正機能はiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPad Pro(2018年モデル)でのみ利用可能です。これら機種にiOS13をインストールすることで大きく進化したFaceTimeを使えるようになります。もちろんこの秋に発売される(と予想される)次期iPhoneでも利用可能になるはずです。ユーザーが新機種に乗り換えるのに従ってFaceTimeも進化していくことになります。
     
    iPhone XS iPhone XR
     
    FaceTimeはApple製品ユーザーしか使えず、現時点で誰でも使えるビデオ通話アプリにはなり得ていません。しかし今回のような改善が着実に進んでいくことで、FaceTimeユーザーはゆっくりですが増えていくでしょう
     
     
    Source:MacRumors
    (KAZ)

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