TSMC、「N7 Pro」プロセスでiPhoneのA13チップを生産か


 
台湾TSMCは、「N7 Pro」と呼ばれる極端紫外線リソグラフィ(EUV)を使用したプロセスで次世代iPhoneのシステム・オン・チップA13を生産する見込みであると報じられています。

Huaweiチップよりも機能が充実したプロセスでiPhoneチップが生産

TSMCは、Huaweiの次世代フラッグシップモデルに搭載されるシステム・オン・チップの製造を2019年第2四半期(4-6月)にスタートさせる、とCommercial Timesが伝えています。Kirin 985チップはN7+と呼ばれるEUVを使用し、7nmプロセスルールで生産される予定です。
 
TSMCは、AppleのA13システム・オン・チップも供給するといわれていますが、Huaweiフラッグシップ機のチップに使用されるN7+をさらに充実させた「N7 Pro」プロセスで生産される見込みです。なお、具体的なN7+とN7 Proプロセスの違いはわかっていません。
 
2020年のiPhoneのチップは5nmプロセスルールでの生産になるといわれており、同じくTSMCがサプライヤーとなると予測されています。
 
 
Source:DigiTimes via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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