ドコモ、月々サポートを終了して新たに新料金プラン発表か

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    NTTドコモ(以下ドコモ)が「月々サポート」に代表される一部割引プランを終了し、料金体系を見直す方針を固めていることが分かりました。

    お馴染みの「月々サポート」終了

    NHKの報道によると、ドコモが終了する予定の割引プランは「docomo with」と「月々サポート」の2つです。このうち、購入する端末に応じて最大24カ月間(=2年間)の通信料金割引が受けられる月々サポートについては、“実質的な端末料金の割引”として長年機能してきたという経緯があります。
     
    関係者がNHKに語った内容によれば、早ければ4月にも通信料金だけを2~4割程度引き下げる新しい料金プランを発表し、端末料金と通信料金との明確な分離を目指していくとのことです。
     
    なお、執筆時点(3月20日15時現在)でドコモからの公式発表はなされていません。

    プラン終了の背後には総務省か

    今回のドコモによる料金プラン見直しは、言わずもがな総務省の意向を反映した動きだと考えられます。
     
    かねてより同省は、通信料金の引き下げを国内大手キャリアに要請するとともに、利用料金の明確化や、消費者を囲い込む“縛り”について厳しい指導を行ってきました。
     
    特に18年11月には、有識者会議で「4年間の分割払い契約を結ぶことで端末代金を割引する“4年縛り”を実質的に禁止する」法改正案が検討され、それを見越す形でauソフトバンクが9月に“4年縛り”を緩和するという動きも見られました。
     
    こうした背景を考えれば、ドコモの月々サポートに相当する、auの「毎月割」やソフトバンクの「月月割」についても、同様の見直しが行われる可能性もあります。
     
     
    Source:NHK
    (kihachi)

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