Microsoft、「Edge」に代わる新たなブラウザを開発か

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Microsoftは同社のWebブラウザ「Edge」の開発を諦め、代わりにGoogle Chromeにも搭載されているレンダリングエンジンChromiumを使ったブラウザを開発中のようだ、とWindows Centralが報じています。

リリース以来、低迷するシェア

2015年にマイクロソフトがリリースしたブラウザ「Edge」はWindows10の標準ブラウザでもあります。
 
他のブラウザと比べて、消費メモリが少なくCPU使用率を抑えられるといったメリットがありますが、リリース以来、そのシェアは低迷しています。2018年11月時点でのブラウザシェアは、Google Chromeが63.6%であるのに対して、Edgeは4.3%ほどしかありません(Net MarketShare調べ
 
2018年11月時点のWebブラウザシェアランキング(Net MarketShare調べ)
 
1位 Chrome(63.60%)
2位 Internet Explorer(11.19%)
3位 Firefox(10.00%)
4位 Edge(4.34%)

新ブラウザのコードネームは「Anaheim」

こうした状況に嫌気が差したのか、MicrosoftはEdgeに代わる新ブラウザを開発予定のようです。米メディアWindows Centralの報道によると、新ブラウザの開発コードネームは「Anaheim」。Googleのオープンソースプロジェクト「Chromium」をベースにしているそうです。
 
米メディアThe Vergeは今週中にも新プロジェクトの発表があるかもしれないと予想していますが、Microsoftはこの件に関してコメントを控えています。
 
 
Source:CNET Japan,engadget
Photo:flickr-Mike Mozart
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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