iPhoneのノッチをディスっていたSamsung、ノッチ付きスマホの登場を予告

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    Samsungは、iPhoneやGoogle Pixel 3 XLの画面上部に設けられた切り欠き(ノッチ)を茶化す広告を展開してきました。しかし、先日の開発者向けイベントでSamsungは、ノッチ付きスマートフォンを予告する発表をしています。

    3種類のノッチを持つディスプレイを発表

    Samsungは、現地時間11月7日に開催した開発者向けイベントで、折りたたみ式スマートフォン用ディスプレイのほか、今後のディスプレイ技術などについても発表を行いました。
     
    近い将来に発表されるディスプレイ技術のプロトタイプは「Infinity」と名付けられています。イベントでは、折りたたみディスプレイ「Infinity Flex」のほか、以下の4種類が紹介されました。
     
    Samsung イベント Infinity The Verge
     
    画面上部に、Essential Phoneと同様の半円形のノッチがある「Infinity U」、角ばったノッチの「Infinity V」、ノッチと言うよリは画面に穴が空いたような形状の「Infinity O」、そしてノッチのない「New Infinity」です。
     
    Infinityシリーズを紹介したSamsungのプロダクトマーケティング部門責任者のハッサン・アンジャム氏が「New Infinity」について詳しく紹介していないことから、テクノロジーメディアThe Vergeは「New Infinity」の製品化は現在の技術では難しいのだろう、と推定しています。

    iPhoneやGoogle Pixel 3 XLのノッチを茶化していたSamsung

    Samsungは、2017年のiPhone X発売以降、「ノッチのないGalaxyシリーズはiPhone Xよりも優れている」と主張する広告を相次いで投入しています。
     
    こちらは、SamsungがiPhoneを茶化すCMシリーズのひとつです。
     

     
    10月にGoogleがPixel 3 XLを発表すると、Samsungは公式TwitterアカウントでPixel 3 XLの画面上部に設けられたノッチを攻撃するツイートを連発しています。
     


     
    Samsungは、ノッチのあるスマートフォンを発売しても、相変わらずiPhoneなどのライバルを茶化す広告を展開するのでしょうか。

     
     
    Source:The Verge, 9to5Google
    Photo:Samsung/YouTube
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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