新型AirPods、近く発売か?すでにBluetooth認証を取得した可能性

    AirPower

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    次期AirPodsがすでにBluetoothロゴを使用するための「Bluetooth SIG認証」をすでに取得しており、近く発売される可能性が指摘されています。
     
    また登録商標の内容が更新され、新型AirPodsには新たな健康関連機能が追加される可能性も高まっています。

    すでにBluetooth SIG認証を取得

    AirPodsを含むBluetoothでの通信機能を持つハードウェア製品は、Bluetooth SIG認証の取得と登録が必要となりますが、Bluetooth SIGの製品データベースに次期AirPodsと思われる製品が登録されていることがわかりました。モデル番号は「A2031」「A2032」(それぞれ右と左のAirPodsを示す)となっており、どちらもBluetooth 5.0対応であると記されています。
     
    こうしたことから、次期AirPodsはすでにBluetooth SIG認証を取得しており、発売もそれほど先の話ではなさそうだとMySmartPriceが報じています。
     
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    新AirPodsは生体センサーを搭載する?

    またMySmartPriceによれば、AirPodsの商標登録が更新され、新しいAirPodsは音声だけでなく、生体認証データのやり取りなど、健康促進に役立つ機能を装備する可能性が高まっています。
     
    今年3月、投資銀行Barclaysのアナリストが、ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPodsが2019年初めに発売されるとの予測を発表しました。同じく3月にはAppleが、音楽を聴くだけで健康状態のチェックが可能な、生体センサーを搭載したイヤホンに関する特許を申請していることが判明しています。

    商標登録内容が更新

    Appleが今週、香港と欧州で更新した商標登録の内容には、AirPodsを「健康センサー」として位置づける説明が含まれています。この説明は2017年8月に申請された最初のAirPodsの商標にはなかったものです。
     

    クラス10:一般的な健康、つまり健康状態、フィットネス、エクササイズを測定するツール。また生体認証データ、心拍数、身体の動き、消費カロリーを測定、表示、トラッキング、報告、モニタリング、保存するための健康センサー、モニター、スピーカーおよびディスプレイ。

     
    次期AirPodsについては、Apple自らがワイヤレス充電ケースを当初は2018年内に発売すると発表していましたが、現在ではWebサイトの記載が「発売日未定」へと変更されています。また今年2月にはBloombergが、次期AirPodsは耐水性能が追加され、「Hey, Siri」でSiriが呼び出せるようになるとも報じています。

    次期AirPodsの発売時期は?

    米メディアMacRumorsによると、オリジナルのAirPodsがBluetooth SIGのデータベースに登録されたのは2016年11月20日で、発売されたのは2016年12月13日でした。これを踏まえると、11月1日に登録された次期AirPodsは、11月末〜12月初めに発売される可能性があります。

     
     
    Source:MySmartPrice via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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