Galaxy 10は指紋認証センサーとカメラを画面下に埋め込む?

    Samsung_S10

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    Samsungが現地時間18日に中国で開催した「Samsung OLED Forum」で発表した新しいディスプレイ技術により、同社が指紋認証センサーやカメラモジュールをディスプレイの下に埋め込んだ、「ノッチ」不要のデザインを計画していることが明らかになりました。

    大流行した「ノッチ」

    ベゼル幅を狭くし、フルディスプレイデザインを採用するために、Appleはホームボタンを廃止し、代わりに「ノッチ」(切り欠き)部分にTrueDepthカメラを格納して、顔認証を採用するという方針を導入しました。
     
    ディスプレイ上部に小さなノッチを設けるというデザインはその後多くのAndroidフォンメーカーでも取り入れられ、最新のAndroid OS「Android Pie」もノッチに対応しています。

    Galaxy S10はディスプレイ埋込式指紋認証センサー搭載か

    しかしSamsungは、あくまでノッチを採用しない姿勢を貫くようです。
     
    SamMobileによれば、Samsungは「Samsung OLED Forum」において、指紋認証センサーやカメラモジュールをディスプレイの下に埋め込んだ、新しいディスプレイを発表しました。同メディアはこの新ディスプレイが、2019年前半に発売見込みの「Galaxy S10」に採用される可能性は極めて高いと述べています。
     
    Galaxy S10がディスプレイ埋込式指紋認証センサーを搭載するとの情報は、今年8月にも報じられています。
     

    音を伝える機能も搭載

    また今回披露された新ディスプレイは、音を伝送する機能も持っているようですが、これが一般的なスピーカーに音を伝える技術なのか、骨伝導のようにユーザーの耳に直接音を届ける技術なのかは、現時点ではわかっていません。
     
    今回の発表では、AppleのFace IDのような、3Dフェイススキャニング技術についての説明はなかったようです。とはいえ、Galaxy S10の発表までにはまだかなりの日数があるため、どのような認証方式が採用されるのかを判断するのは時期尚早でしょう。

     
     
    Source:SamMobile
    Photo:GrepByte
    (lunatic)

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