Appleが「最も価値あるブランド」で6年連続1位~Amazonも破竹の勢い

    ティム・クックCEO WWDC 17 YouTube

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    コンサルティング企業Interbrandが毎年発表している「最も価値あるブランド」ランキングで、今年もAppleが1位に輝きました。これによって、Appleは6年連続で1位を維持していることになります。

    今年もAppleが1位

    最も価値あるブランド」ランキングは、財務力・ブランドが購買意思決定に与える影響力・ブランドによる将来収益の確かさという3つの観点から、米ドルベースで算出されます。
     
    2018年、Appleのブランド価値は2,145億ドル(約23.6兆円)と見積もられ、前年比で16%の価値上昇を実現しました。以下、1,555億ドル(約17.1兆円)のGoogle、1,007億ドル(約11.1兆円)のAmazon、927億ドル(約10.2兆円)のMicrosoft、663億ドル(約7.3兆円)のCoca-Colaと続きます。
     
    apple 2018 interbrand
     
    いかにAppleブランドが消費者にとって際立った存在かは、iPhone Xでノッチデザインを導入するや否や、トレンドに敏感なライバル企業が一斉に追随した例を挙げるだけでも十分でしょう。
     
    さらに時価総額は1兆ドル、主力商品であるiPhoneからの収益も昨年比で増収見込みと、先述した3つの観点ベースでは死角がありません。

    Amazonの勢い目立つ

    ただし、そんなAppleを脅かしかねない勢いで存在感を年々強めているのが、Appleに次いで時価総額1兆ドル超えを達成したAmazonです。
     
    2014年に10位だったAmazonは、2015年に8位、2016年に5位、2017年に3位と連続して順位を上げています。しかも今年のブランド価値は、前年比で56%の大幅上昇となっています。
     
    仮に来年も同じだけの勢いが続くならば、GoogleとAmazonの順位が逆転する可能性も少なくありません。2013年より長らく続いてきた「1位Apple、2位Google」の関係が、ついに来年で終わりを迎えてしまうのでしょうか。
     
     
    Source:Interbrand,MacRumors
    Photo:YouTube
    (kihachi)

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