iOS11.4にアップデート後、バッテリーの減りが激化?Wi-Fiの問題か

iOS11.4

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5月末に公開されたiOS11.4をインストールした後、バッテリーの消耗が激しくなった、と一部のユーザーがAppleのサポート掲示板で報告しています。Wi-Fi関係のバグの可能性が指摘されています。

iOS11.4へのアップデートでバッテリー消耗が激化

iOS11.4は、AirPlay 2やメッセージのiCloud保管に対応したほか、各種バグを修正し、5月末に公開されました
 
しかし、Appleのサポート掲示板には、以下のような書き込みがみられます。
 

私のiPhone6は、iOS11.4にアップデートするまで、何の問題もなく動いていました。しかし、iOS11.4にアップデートしてから、これまでにない早さでバッテリーが消耗しています。使いものになりません。以前、バッテリーは1日持っていたのに、今では半日しか持たないのです。

 

私はiPhone6sで使う機能にかなり気を配っていて、マップアプリを使わなければ、通常、バッテリーは24時間以上持っていました。しかし、iOS11.4にアップデートしてから、11時間後のバッテリー残量は2%になっていたのです。アップデートする前の半分以下の持ちです。

 
同様の報告は、iPhone7、iPhone7 Plus、そして最新モデルのiPhone8、iPhone8 Plus、iPhone Xのユーザーからも書き込まれています。

Wi-Fi関係のバグが影響?次期アップデートで修正か

掲示板には、Wi-Fi関連の不具合が原因ではないか、との推測からWi-Fiをオフにしたり、5GHzのネットワークから2.4GHzのネットワークに切り替えることで問題が解決するようだ、とも書き込まれていますが、一部のユーザーは効果がなかった、とも書き込んでいます。
 
掲示板には、700名以上のユーザーが同様の問題を報告していますが、本稿執筆時点においてAppleからはコメントがありません。
 
現在開発者向けのベータ2が公開されているiOS11.4.1のアップデートで、このバグが修正されることに期待したいところです。

 
 
Source:Apple Support Forum, The Inquirer via Cult of Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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