7月以降、アプリ更新時もiPhone Xのディスプレイサイズ対応が必須に

    iPhone X

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    Appleは開発者に対して、7月以降はアプリ更新時の審査においても、iPhone Xのディスプレイ(Super Retinaディスプレイ)に対応していることが必須になると通知しました。すでに4月からは新たに審査を受けるアプリはSuper Retinaディスプレイに対応している必要があったので、7月からそれが一歩進む形です。

    主要アプリの大半は対応済み

    iPhone Xの発売以降、主要アプリはSuper Retinaディスプレイへの対応を順次進めてきました。先日には、かなり遅れての対応となりましたがAppleのiMovieもSuper Retinaディスプレイに対応しており、多くのユーザーのいるアプリの大半は対応を済ませています。ただGoogleのInboxのような主要アプリでも、一部未対応のアプリが残っているという状態です。

     

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    これが7月以降、開発者がアプリのアップデートを行う際にSuper Retinaディスプレイへの対応が必須となります。そのため最後に残っている少数の非対応アプリも順次対応していくことになるでしょう。7月以降は開発者が更新をやめてしまったようなごく一部のアプリで、Super Retinaディスプレイ非対応という状態が続くだけになると考えられます。

    次期iPhoneは全てノッチあり

    Appleはこの秋、3モデルのiPhoneを発表すると噂されています。その全てでホームボタンが廃止され、またベゼル幅は狭くなり、iPhone Xと同様にディスプレイ上部にノッチが残るデザインになります。これら3モデルはおそらく例年通り今年の秋に発表、発売となると考えられますが、その頃には殆ど全てのアプリがノッチのあるディスプレイに最適化されているはずです。

     

    2018年 iPhone
     

    Super Retinaディスプレイへの対応は開発者にとっては一手間かかる面倒なことかもしれませんが、iPhone Xユーザー、そして次期iPhoneのユーザーにとっては、大画面で没入感のあるアプリを体験できる非常にありがたいものです。7月以降、未対応のアプリが対応へと進むことはユーザーにとって大きなメリットになるでしょう。
     
     
    Source:AppleInsider
    (KAZ)

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