Cheero、モバイルバッテリーの過酷過ぎる耐久試験動画を公開

Cheero

Cheero
 
近年は安価なモバイルバッテリーの炎上・爆発が頻繁に起こっており、問題視されています。そんな中、モバイルバッテリーなどのスマホアクセサリーを扱うブランド「Cheero」が、同社の製品に対して過酷過ぎる耐久試験を行っているとして話題になっています。

独自の基準で様々な安全点検テストを実施

Cheeroはダンボーのモバイルバッテリーを製造・販売していることでも有名なブランドです。
 

 
同社は、モバイルバッテリーのサンプル段階から日本国内にて独自の基準で様々な安全点検テストを実施しており、2018年3月2日に公開された動画では6つの試験を行う様子が記録されています。
 
1電子負荷をかける
 
バッテリーに電子負荷を加えて、過充電防止機能やショート防止機能が動作しているかを確認しています。
 
2充電中の温度確認
 
充電中の温度を測定して、異常な温度上昇が起こっていないかを測定しています。
 
3基盤の分解
 
使用後のサンプルを分解して、基盤に異常がないかを確認しています。
 
4火を当てる実験
 
火を当てて材質の確認を行っています。Cheeroのモバイルバッテリーには難燃性プラスチックが使われているため、他社製品が炎をあげているなか、Cheero製品はわずかに溶ける程度となっています。
 
5釘刺しテスト
 
電池に釘を刺して、耐久性を確認しています。Cheeroモバイルバッテリーの最新モデルにはリチウムイオンポリマーが搭載されているため、穴を開けても爆発・発火しない仕様になっているそうです。
 
6ガスバーナーで1000度まで炙る
 
ガスバーナーでモバイルバッテリーを炙るテストを行っています。Cheeroの特大容量モバイルバッテリーにはガラスファイバーシールドが採用されているため、1000度の環境下に置かれても電池が発火・爆発することを防げるといいます。
 
Cheeroの安全設計・品質管理アドバイザー、石井満氏は「最悪のことを常に考えた上でのものづくり、というのを非常に大切にしている」と言っており、モバイルバッテリーに対して厳しい基準で安全性を確保しようとしている様子が伺えます
 
 
Source:YouTube via ITmedia NEWS
(kotobaya)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

特集

目次