Apple、「古いiPhoneが遅くなる問題」で訴えられる!理由説明の直後

    iPhone6s

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    バッテリーの古くなったiPhoneの動作を遅くする制御のために経済的損失を受けた、としてAppleが訴えられました。Appleは最近、出力が不安定になったバッテリーの影響によるシャットダウンを回避するための制御についての声明を発表したばかりです。

    「古いiPhoneが遅くなって経済的損失を受けた」と訴え

    Appleを相手取って集団訴訟を起こしたのは、アメリカ・ロサンゼルス在住のステファン・ボダノビッチ氏です。
     
    同氏は、Appleが古いiPhoneの動作速度を遅くしていることで、端末の下取り価格が下がり経済的損失を受けている、と主張し、動作速度抑制の制御をやめるとともに、古い端末の利用者が被った経済的損失を補償するよう要求しています。

    Apple、古くなったiPhoneの動作が遅くなる理由を説明

    先日、古いiPhoneのバッテリーを交換したらiPhoneの動作が速くなった、とする海外掲示板Redditの書き込みが話題となりました。
     
    その後、ベンチマークアプリGeekbenchによる測定結果から、古いiPhoneの動作速度が遅くなっていることが明らかにされました。
     
    最近Appleは、古くなり出力が不安定になったバッテリーによりiPhoneが突然シャットダウンするなどの事態を避けるために、iPhoneの動作を抑制する制御を行っていることを公式に認めました
     
    今回の訴訟を報じた米メディアBGRは、「Appleの方針は合理的と考えられるが、同社は消費者に対してもっと率直に事実を説明すべきだろう」と記事を結んでいます。

     
     
    Source:BGR, TMZ, AppleInsider
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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