ウォルマート、社用PCをWindowsかMacで選択できるプログラム開始予定

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    世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートが「社員に支給するPCをWindowsとMacから選べるプログラム」を近いうちに開始することがわかりました。来年には10万台のMacが導入される予定だといいます。

    プログラムは数か月後に発表予定

    アメリカ時間10月25日よりミネソタ州で実施されているAppleのシステム管理者向けの会合「Jamf Nation User Conference 2017」において、ウォルマートのマイルス・レイシー氏が登壇、現在AppleのMacを導入するプログラムを準備していると発言しました。
     
    レイシー氏によると、現在ウォルマートでは社員用PCに7,000台のMacを配布していますが、数ヵ月後には社員向けにWindowsかMacを選択できるプログラムを発表、来年には10万台のMacを管理する予定だといいます。

    狙いは導入・維持コスト削減とサポートにかかる時間節約

    レイシー氏はMacを導入する理由として、TCO(コンピューター導入や維持にかかる費用)とサポート対応時間が減ることを挙げています。
     
    たとえばIBMでは2014年よりMacへの移行を推奨するプログラム「Mac@IBM」を実施しており、4年間で約9万台のMacを支給しました。
     
    その結果、4年間の利用期間中で1台あたりのMacにかかったコストはLenovoのPCと比較して256ドル~535ドルほど少なく、経費節減につながっているほか、また同期間中におけるヘルプデスク問い合わせは、Windowsユーザーが40%に対して、Macユーザーはわずか5%だったといいます。
     
     
    Source:AAPL Ch.,IBM,9to5Mac
    Photo:flickr-Mike Mozart
    (kotobaya)

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    この記事を書いた人

    2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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