Appleの広告担当副社長、アプリ広告の現状と改善策を語る

    Apple アプリ 広告

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    Apple広告プラットホーム担当副社長であるトッド・テレシ氏が、アメリカ・シアトルでモバイルアプリマーケティング企業TUNEの主催したイベント「Postback 17」のトークセッションで、正確な広告効果測定情報をアプリ開発者らに提供するためのAppleの取り組みについて語りました。

    区別できていないダウンロード数とインストール数

    トッド・テレシ氏は、App Storeがアプリ開発者らに提供している広告の効果測定指標は、必ずしも正確とは言えない、と述べています。
     
    例えば「インストール数」は、ユーザーが初めてアプリを開いた数で測定されており、「ダウンロード数」とは一致しません。
     
    また、ユーザーがアプリを削除した後に再インストールした場合、最初のインストール数と区別できていません。

    ユーザーのプライバシーは最優先

    テレシ氏によると、ユーザーが追跡型広告を制限しているため、最大20%のインストール数が把握できていないそうです。
     
    同氏は、Appleはユーザーのプライバシーを第一に尊重しながら、この差を埋める正確なデータを提供できるよう努力している、と語っています。

    App Storeの検索型広告からは膨大な情報を得られる

    Appleが2016年秋から提供を開始したApp Storeの検索型広告についてテレシ氏は、「膨大な情報を得ることができており、開発者がよりスマートにビジネスを進められるようになる」と、その有用性を語っています。
     
    トークセッションの様子は、以下の動画からご覧いただけます。
     

     
     
    Source:TUNE via 9to5Mac
    (hato)

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