Apple、デンマークに同国で2施設目となるデータセンター新設

Apple 環境保護

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Appleは現地時間7月10日、デンマークにおいて、60億クローネ(約1,050億円)を投じて新しいデータセンターを建設すると発表しました。

デンマークで2施設目のデータセンター

Appleによれば、新データセンターは2019年第2四半期(4月〜6月)より運営を開始する予定です。新設されるのはドイツとの国境に近い、デンマーク南部のアーベンラー(Aabenraa)です。
 
新設データセンターは、iTunes Store、App Store、iMessage、Maps、Siriなどのサービスを、欧州のユーザーに提供していくこととなります。

電力供給の信頼性が高いデンマーク

デンマークでは、Appleの同国内第1号となるデータセンターも、昨年末より稼働しています。
 
ただし2015年に建設計画を発表したアイルランドのデータセンターについては、まだ建設にも着手していないとのことです。
 
Appleの北欧地区責任者であるエリック・スタンナウ氏はロイターに取材に対し、デンマークは風力発電とバイオマス・エネルギーで世界を牽引している上に、電力供給の信頼性が高いため、今回2施設目となるデータセンターの新設を決定した、と述べています。
 
Facebookも今年1月、デンマークにデータセンターを建設する計画を明らかにしています。
 
 
Source:Reuters
Photo:Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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