macOS High Sierra、初のパブリックベータ版がリリース

macOS High Sierra

macOS High Sierra
 
Appleは現地時間6月29日、世界開発者会議(WWDC 17)で発表したmacOS High Sierraの初のパブリックベータ版をリリースしました。

開発者向けベータ2アップデート1もリリース

開発者向けベータはWWDC 17での発表と同時に公開されていましたが、パブリックベータ版についてはこれが初となります。
 
また同日Appleは、開発者向けとして、macOS High Sierraベータ2アップデート1をリリースしています。これは21日に公開されたベータ2の改訂版のようですが、どこが変化しているのかは不明です。

写真機能が強化、Safariも高速化

今秋の正式リリースが予定されているmacOS High Sierraでは、Metal 2やH.265/HEVCビデオが標準サポートされるほか、iOSではiOS10.3から導入されたApple File Systemへと移行することが明らかになっています。
 
また写真アプリにサイドバーが追加され、編集ツールやアルバムにアクセスしやすくなるほか、新しいフィルターやツールが追加されます。さらにPhotoshopやShutterflyなどのサードパーティーの写真編集アプリや印刷サービスにも対応します。
 
Safariも高速化され、動画や音声の自動再生を探知して止めるオートプレイブロッキング機能、ユーザーのWebアクティビティを追跡するデータを削除するインテリジェント・トラッキング機能が追加されます。
 
 
Source:AppleInsider,MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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