トップページ > 最新情報 > あれ?ドコモの「iPhone効果で純増数トップ」の過半数はMVNOか!?

読了まで 349

あれ?ドコモの「iPhone効果で純増数トップ」の過半数はMVNOか!?

Twitter

Twitter

Google+

g+

pocket

Pocket

えっ?ドコモの「iPhone効果で純増数トップ」過半数はMVNOか?
 
1月10日に発表された携帯電話の事業者別契約数で、ドコモが2年ぶりにトップに立ち、マスコミでも「iPhone 5sの入荷安定でドコモが純増数トップ」と大きく報道されています。しかし、この純増数トップには不可思議な点があります。
 
ドコモの純増数の約9割は関東・甲信越地方であり、12月の純増数約28万件の過半数はMVNOであると推測されます。「ドコモのiPhone」以上に売れているのは「ドコモの回線を使うMVNO」が実態のようです

純増数トップなのにspモード契約者がマイナス?

1月10日に公開された、2013年12月の携帯電話事業者別契約者数で、ドコモが2011年12月以来のトップに立ちましたiPhone 5sの入荷が安定したとはいえ、MNPでの顧客流出が続く中で純増数1位という状況に疑問を持ち、調べてみました。
 

2013年12月のキャリア3社の携帯IP接続サービス契約数

出典:電気通信事業者協会



電気通信事業者協会が取りまとめた、2013年12月のキャリア3社の携帯IP接続サービス契約数を比較すると、ドコモ(iモード/spモード)の契約数は1万3,600件の純減です。一方、auは約14万件、ソフトバンクは約20万件の純増となっています。iPhone 5sの利用者増による純増であれば、事実上の必須サービス「spモード」の契約者数が増えているはずです

関東・甲信越地方での純増数の多さが目立つ

「関東・甲信越」だけで24万200件と、全体の純増数27万9,100件のうち、86%

出典:電気通信事業者協会



ドコモの2013年12月の地域別純増数を見ると、「関東・甲信越」だけで24万200件と、全体の純増数27万9,100件のうち、86%を占めています。この比率は人口比を考慮してもかなり高く、大口事業者向け販売の存在をうかがわせます。2013年について、ドコモの月別・地域別の純増数推移をグラフにしました。

ドコモの純増数が伸びた要因がiPhone 5sの在庫安定であれば、純増数はドコモの契約者数に対応するはず

電気通信事業者協会のデータを元に作成



2013年12月の純増数で、関東・甲信越(グラフで赤い部分)の比率が特に高いのが目立ちます。春商戦本番の3月には、純増数が41万7,400件に上っていますが、各地域とも純増数が伸びており、関東・甲信越が占める比率は45%で、不自然さはありません。ドコモの純増数が伸びた要因がiPhone 5sの在庫安定であれば、純増数はドコモの契約者数に対応するはずですが、2013年12月はそうなっていません。

ドコモの純増数、半分はMVNO?

統計データを比較してみると、2013年12月のドコモの契約純増数27万9,100件のうち、ほぼ過半数にあたる約13~16万件をMVNOが占めていると推計されます。12月には、ドコモと同じNTT系列のOCNが、2013年12月17日から「SIM発行手数料無料キャンペーン」と称して、契約者にSIMカードを無料配布しています。キャンペーン前から利用中のSIMカードと交換のほか、継続利用することも可能となっています。
 

OCNの「SIM発行手数料無料キャンペーン」

OCNの「SIM発行手数料無料キャンペーン」


 
2013年12月は、各キャリアが11月末にiPhone 5sの即日持ち帰り可を発表した直後であると同時に、アップルが突如、SIMフリーiPhoneを発売した翌月でもあります。
 
SIMフリーiPhone発売により、俄然注目を集めたのはMVNOと呼ばれる事業者です。MVNOはMobile Virtual Network Operatorの略で、仮想移動体通信事業者と訳されます。MVNOは通信事業者としての自前設備や認可を持たず、ドコモ等の事業者の回線を借りてサービスを提供しています。主要どころでは日本通信やOCN、DTIなどの事業者があり、その多くはドコモの音声・データ通信回線を利用しています。統計上、MVNOへの回線販売は「携帯電話契約数」に加算されます。
 
総務省が2013年12月13日に発表した資料によると、MVNOサービスの契約数は2013年9月末時点で1,257万件に上り、前年同期比36.6%と大きく契約者数を増やしています。
 
11月22日にSIMフリーiPhoneが発売されて1か月も経たないうちに、メジャーどころMVNOの一角、OCNがSIMカードを無料配布すれば契約数へのインパクトは大きいと思われます。

「純増数」集計、時代に即して見直しの時か?

「ドコモが純増数トップに返り咲き」「iPhone効果でドコモが回復」のニュースは、大手マスコミ各社も大きく取り上げています。しかし、発表されている「ドコモの契約者数」には、「ドコモ回線を利用するMVNOサービス利用者数」がかなりの割合で含まれており、「ドコモのサービスを利用しているユーザー数」ではありません
 
ユーザーにとって、「純増数」自体はサービスの品質や価格を左右するものではありませんが、キャリアの勢いや、多くの人に選ばれているという信頼感を印象付ける指標となっています。
 
国内MVNO事業者第一号の日本通信がウィルコム回線で2001年にサービスを開始してから13年が経ちました。MVNOに参入する事業者も契約者も増加した現在、「純増数」の集計方法も見直しが必要な時期かもしれません。
 
 
参照元:電気通信事業者協会総務省
執 筆:hato

--PR--

[公式] - 新発売 iPhone SEはオンラインで確実に!


→ ソフトバンクオンラインショップ


→ auオンラインショップ


→ ドコモオンラインショップ


[最新iPhone] - 価格.comで徹底比較

iPhone SEのクチコミ、スペックや料金の比較など


[格安SIMカード] - 価格.comで徹底比較

iPhoneでも使える格安SIMで通信費を大幅節約!

カテゴリ : 最新情報  タグ : , , , ,
いつもシェアありがとうございます
Twitter

Twitter

Google+

g+

pocket

Pocket

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる